大前伶子のニューヨーク

フィットネスナビゲーターに参加

普段行っている聖路加のジムプログラム。3ヶ月かけて3キロＯＲ３％体脂肪、3センチウエストのいずれかを減らすという趣向。先日メタボ改善健康指導士の資格をとったばかりなので、いつもなら、どんなプログラムもパスしていたのだが、今回は「やります」と手を上げた。精巧な秤にのって数分、何とすべて数字が出てきた。体型、体格ガイドにすべて標準です、と書かれている。ほんとかぁ？皮下脂肪型なのでご安心ください。しかし、皮下脂肪が多ければ内臓脂肪が積もりやすくなります。根気強く有酸素運動で腹部脂肪を燃やしてください、と書いてあった。これが総合ガイドでしたが、つまりこれ以上太るなということでしょう。私の適正体重は４９．８ＫＧですが、標準体重は４７．３ＫＧだそうです。まだ、まだ先が長いですがこのプログラムに参加することで、脳で痩せることを学びましょう。これからモデルになるわけじゃないし・・・美味しいものも食べたいし。

杭迫柏樹さんの日本芸術院賞受賞祝賀会

書の世界はまったく暗い私は今回の杭迫先生の受賞がどの位凄いかを祝賀会に参加して驚いた。各分野の一流の方たちが参集して賑やかに、また和やかに行われた。私は衆議院議員愛知和男先生からのお誘いで伺ったが、新たにみなさんお仲間をご紹介いただき感謝。祝辞の返礼の謝辞で杭迫先生が平仮名についてほんの少しお話になった。平仮名は女性のための字で・・・と講和の中で心に残ったお言葉がもっと、もっと聴きたい、聞きたいと思わず先生の弟子になればあんな含蓄のあるお話が伺えるのかと、分をわきまえない想いが過ぎりました。宴たけなわの時、肩をたたかれて振り向いたら、研一の中学、高校時代の友達がいらしていて驚いた。「ケンチャンには最近会ったばかりだよ」と。彼はＩＢＭに勤務していて活躍していらしたのを伺っていたので、長いことお会いしていなかったが、まったく予期しない方にも会えて嬉しかった。彼も書に造詣が深いとは思えなかったが、何処かで繋がった知り合いがあるのが世の中なのですね。

目黒雅叙園を目黒八芳園と勘違いして行ってしまうおっちょこちょいの私は雅叙園は始めての会場。何とバブリーなのでしょう。土曜日は大安だったそうで、２８組の結婚式が行われたとのこと。余り趣味の良いとはいえない内装、天井にまで装飾がしてある。トイレを捜して天井を眺めていたら、男性のトイレに迷い込んでしまいました。

2日ぶりにパソコンの前に座りました。今日は3週間ぶりに慣例の白楽へ。母が以前ほど食べなくなったと妹から聞いていたが、美味しいものなら食べるわよと憎まれ口をきいていました。夏休みの蓼科と軽井沢のスケジュール調整をしたが、彼女はまだコーラスに入っているので、6人しかいない団員だから休めないのよ、と言ったかと思ったら、でもいいわ、休んでも・・・なんてこれじゃ妹が大変なのは実感でした。ここでも彼女に感謝。90歳の女心は揺れるのです。

Daniel Kobialka Healing Concert &Toshi

東京フォーラムＡＨＡＬＬで開かれたダニエル・コビアルカさんのコンサートにお誘いを頂いた。ヒーリング音楽家として知られている方らしいが経歴を拝見するとアメリカ人のようだ。お名前からはまったく彼の出身国が分からなかったので、何処の方か興味があった。幼少期より才能を開花させて１９歳でカーネギーホールでコンサートを成功させたと書いてあった。クラッシック音楽家として頂点を極め、マエストロの仲間入りを果たした方だそうだ。円熟した癒しのバイオリンの音色だった。特に最後のＸ－ＪＡＰＡＮのＴＯＳＨＩさんが歌った「美しき世界へ」は素晴らしくて戦慄が、そして釘付け、鳥肌が立つほど感動した。実は以前にＴＯＳＨＩさんがギターで同じ歌を歌ったのを聴いたことがあったが、彼は大舞台が似合う人。余り体が大きくない方なのに、全身で彼の世界に引き込まれた。Ｘ－ＪＡＰＡＮの時は髪の毛などパンクさせて歌っている映像を観るが、今日の曲は本当にしっとり聴かせていただいた。

朝、日米文化交流の理事会で新丸ビルの会議室に行った。昨日、今日と株主総会がかなりの会社で行われていたようで、我が家から新丸ビルまで自転車を飛ばしていたら、あちこちのビルで「株主総会会場」という看板を持った人と出合った。新丸ビルもビルに入るのにセキュリティーが厳しかったが、最近は総会屋のことが報道されないので、本当に一掃されたのでしょうか。風邪引き以降久しぶりに活動したが、だいぶ体も本格的になった。ただ、私の体調はビールの味で分かるが、コンサートの後、３人で「鳥ぎん」へ駆け込んだが、まだビールは苦かった。あと一歩。

うなぎ騒動あれこれ

中国産うなぎを国産と偽った会社が摘発された。だいたい国産って何処に生きているんじゃ。勿論養殖国産のことだと思うが、今の世の中そんなに国内で養殖されたからって安全か？最近口に入れるものの信用度はないに等しい。ずいぶん昔大層なお店で「このウナギは四万十川で獲れた物です」とうやうやしく蒲焼が出てきて「うわぁ、おいしそう！」と感動してみせたが（板前に悪いから）硬くてちっとも美味しくなかった。２等級の牛肉を３等級に格上げしていたり・・・ウナギの偽装を１億円も出して隠蔽してくれ、責任とってくれ、と頼むほど食料品は儲かるのか。中国のものが悪かろう、というのはどうなんだろう。昔私達がＮＹに駐在していたころ、日本製品は悪かろう、安かろう、という時代だった。商社やメーカーが一丸となって日本製品を下出にでて売っていた。今や日本製品の信用度は自動車を始め電化製品も安心の代名詞になった。先人の努力のお陰と思うが、中国も真面目な会社がたくさんあるやに聞く。賞味期限だって食べてみて味が変だったらやめれば良いのです。ただ、私が思うに日本人は余りにも”甘い””やわらかい””見た目が良い”に拘り過ぎていませんか。ちなみにアメリカに行って”りんご”や”桃”を食べてみてください。大昔に食べたデリシャスりんごの味がします。これはこれで美味しいし、懐かしいのです。日本の桃はこれは美味しすぎて別物です。桐箱入りメロンなんて外国人は高すぎて驚くより犯罪だと思うのでは？

　今日１０日ぶりに聖路加のプールへ行った。勿論水には入れないが赤外線低温サウナで４５分を２回、体から水分が取り除かれる気分で気持ちが良い。こんなにお粥ばかり食べているのにちっとも目方が減らない。かえって増えている。水、お茶ばかり飲んでいるから。理想体重にするのは大変。

再び茅野中央病院鎌田実先生

鎌田実先生（５９歳）と鳥越俊太郎さんの対談を観た。鎌田先生は昨年夏に茅野中央病院でお会いして、音楽会で蛙の鳴き声などひょうきんな面を拝見し、なんてすてきな医者なんだろうと思っていた。患者と前向きになって免疫力を最大限引き出し、心と体は繋がっているのですよと。３５年前倒産寸前だった茅野中央病院を建て直し４億の赤字を解消した経営者としてもすごい方なんだと知った。今では７１人の医師がいる病院になっているが、今回の医療改正でせっかく黒字になったこの病院もこの１，２年苦しいとのこと。分厚い中流を作ることが大事で介護にお金を使うことを政府が考えるべきだと力説しておられた。医師も行きたい、患者も行きたい日本一の病院をめざして鎌田先生がんばれ！！昨年鎌田先生と畑中先生の主催された音楽会、印象的に素晴らしかったので今年も参加したいと願っている。

ブラジル移民１００年祭

皇太子殿下がご臨席されたブラジル移民１００年、感無量に感じている。というのも父の叔父は数年前に亡くなったがハワイに移民して、蘭園を経営していた。ハワイに行くと必ず寄るのだが、英語も日本語もどちらも完璧ではない、もどかしい話をして来るのが常だった。父は大前蘭園と言えば知らない人は居ないと言い切っていたが、マウイ生まれの叔母さんと結婚してハワイ語で話していた。それでも蘭園が成功していたので、朝早く蘭の花を花屋に収めると、ﾗﾝﾁの後は家のプールで泳いでその後昼寝という生活をしていた。昔研一の本が英語に翻訳されたので彼らに上げたが、名前くらいしか読まなかったのでは。それでも父が亡くなったと知らせたら「ハワイに住んでいたら空気がいいからもっと長生きできたのに」と言われてしまった。その叔父は太平洋戦争が始まったのをこの丘で知ったと私を連れて行ってくれた。収容所生活後あんなにハワイが観光地になり日本人がわんさと来るようになって、彼はどう思っていたのだろう。１００歳で亡くなったが、マウイ生まれの叔母さんはフイリッピンのナースに面倒をみてもらってまだ存命だった。果たして彼らは移民して幸せだったのだろうか？元々アメリカは移民国、ＮＹに行くと必ず行く「エリス島」が忘れられない。ブラジル、ペルー、メキシコ、アメリカへ日本人がたくさん行っているのです。メキシコの友達はお父さんが鉛筆の技師だったからメキシコへ行ったと聞いたことがある。このメキシコの方は日本人よりきれいな日本語を話していて「何てきれいな日本語なんだろう」と改めて自分の日本語の乱れに恥ずかしくなっていた。彼は日本語、英語、スペイン語を美しく話していたのが印象的だった。

花椿シャンプー

土曜日から体調を崩してベットにいることを余儀なくされていた私は、髪を洗いたくて仕方がなかった。９０歳の母から禁足令が出されているので食べ物は冷蔵庫にあるもの・・・といっても白粥ばかり食べていたが、梅干と白粥の美味しかったこと。今日も何することなくベットでぼーーーとテレビを観ていたら、シャンプーとリンスの宣伝が多いこと。髪を洗いたい・・・・だけどぶりかえしたら元もこもなくなると我慢していたのにきれいなモデルがサラサラ髪をひらめかせて、実にあったまにくる。さっき「えい、これで死ぬわけじゃないだろう」と洗った、洗ったいつもより念入りに。「つばき」というブランド人の心をかき乱していたのをご存知あるまい。健康だと髪を洗うことなんて普通の生活だが、少しばかりこうしてベットにいなくてはいけなくなったら、何をするのも健康でないと出来ないことなのです。

毎日書いているブログが・・

土曜日、友達と小椋桂さんのディナー・ショーを観に行く約束をしていた。彼女との待ち合わせ1時間前に着替えようと立ち上がった時、気絶してしまった。前日から何となく調子が悪いなぁ、と感じていたが、それでも元気な私は甘くみていたらしい。何とか彼女の携帯番号を捜したのは30分くらい前、彼女も驚いたと思うが、体が思うように動かないという経験は久しぶり。申し訳ない、これぞドタチャン。体の調子が悪いとパソコンを開けようともしないが、あれから2日寝て、寝てやっと何とか動けるようになったが、一人の生活何があるか普段元気だと気づかないものだ。日曜日白楽に行く予定も勿論キャンセル、妹に「おねえちゃま動きすぎよ」と一言。「寝てなさい」言われてしまった。

東京大学って初めて足を踏み入れました

勿論受験しようと思ったこともなし、何処にあるかも知らなかった。本郷の”東大”地下鉄本郷３丁目を降りたら学生らしき人たちはみんな”お利口そう”な学生が目に付きました。セッチャンのご主人が東大病院に入院しているので、見舞いに。その前にもう一人国立医療センターにも見舞い、今日は見舞いの連ちゃんでした。それししても元気でいられるのを感謝してしまいました。病室から外を見たら、上野の森が近いではありませんか。東大って響きはいいですね。セッチャンと１Ｆの食堂で夕飯をたべましたが、白衣を着ている先生、結構ハンサムな人がいました。「セッチャン、あのドクター素敵ね」と言ったら、彼女が振り返って「鼻が鷲鼻っぽくなぁい？」と厳しい。

今日のニュース、「モスバーガー」が６０歳以上の人を雇用したそうだが、「モス　ジーバー」を売り出した？？ジーとバーが売るハンバーガー、人生相談もあり、親切な売り子（ばば、じじ）は五反田店だそうだ。良いことではありませんか？変な言葉「１０００円からお預かり・・・」なんていわないでしょう。「１０００円お預かりいたしました」と正しい日本語で売るでしょうから、安心です。「ホントですか？」を連発したり、人を馬鹿にしたマックドナルド言葉などお願いだから厳しく直してください。

先客万来・・・・

朝、午後３時、夕方７時とお客様が続いた。夕方のお客さまはホテル・レストラン誌のミッキーとオータパブリケーションの方。いつもミッキーにはご馳走になるばかりなので、せっかく拙宅へいらっしゃるなら、何か作ろうと、築地へ急いだ。ところが、今日水曜日築地はお休み、こうなるとメニューを考え直さなくては・・・いっそ家庭料理。肉じゃが、鯵の一夜干し、枝豆、冷奴、ワンタンなんて脈略のないメニューになってしまった。外で食べることが多いミッキーとその仲間に好評でした。今日発売のホテル・レストラン誌に私の記事が載っているので、持ってきてくださった。そう、数ヶ月前に横浜のニューグランド・ホテルの思い出を対談しました。「横浜ロマンをつぐむ人々」というタイトルで、ニューグランド８０周年記念記事です。