ローカル線「玉手箱」の乗務員の制服はたぶん日本一高い制服を着ているのでは?大島紬のベストが素敵だったのでお伺いしたらこのベストだけで15万円もするのだと言われているって。私が今はまっているのがこのような手で織った紬や紅型なので、すぐ目に留まりました。渋い大島紬ですが、こうして若い子たちが着てもステキです。
焼津の「マルハチ村松」さんが今回工場を枕崎(鹿児島)に建設されました。私たち5名はその新工場を”視察”ということで、遠路お尋ねしました。聞きしに勝る凄い工場にみんな唖然としました。広い工場に最新式のプラントが入り、本来は削り節やさんだと思っていた私はすっかり度肝を抜かれてしまいました。今ではテクノロジーの研究から製造まで清潔な工場で5代目経営者は思い切ったことをしています。私たち応援団はこれからの発展を祈っています。
博多から九州新幹線で鹿児島まで、1時間半で着きました。鹿児島中央駅から人気のローカル列車「玉手箱」に乗り換えて指宿まで1時間弱。村松さんの会社の方が車で迎えに来てくださって、西大山駅で撮影(ここは九州最南端)その後薩摩酒造を見学、試飲を楽しんだ後工場見学(マルハチ)特攻隊記念館を見学、ちょうどフイルムの案内があったのでまさかこんなに泣くとは思わず涙、涙の見学でした。若き特攻隊が親に(特に母親宛に)書いた遺書を見たり聞いたりすると何てバカな戦争をしたのだと悔しくなりました。今の若者も少しは反省すべきです、特攻隊で死んでしまった男の子たちは日本がまさかここまで発展するとは想像もしなかったでしょう。母がよく戦争時代の話をしてくれますが、私も研一も疎開先で食べ物がなくて、芋の蔓も食べられなかったって・・・3、4歳の時の話ですが、それにしてもこの場所はぜひ見学をお勧めします。
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