昭和60年初版本が出てから平成24年までに52刷された人気小説「風の盆恋歌」を買いに行きました。以前読んだことがあるこの小説ですが、今年9月1日に富山の製薬会社さんがお祭りに招待してくださっているので、「そうだ、もう一度読み直したい」確か悲恋ものだったけど・・・風の盆というお祭りは胡弓の音と腰を落としたシナでとても有名です。ただ高橋治さんの小説が売れてから益々人気沸騰のお祭りで、宿も交通もほとんど取れない有様です。私はずいぶ前になりますが、行ったことがあるのです。それは幻想的な気持ちになり、胡弓の調べが心地よく、哀愁を帯びたお祭りでした。今日教文館でこの「風の盆恋歌」を買おうと店員さんに「古い本ですが、風の盆恋歌ありますか?」と聞いたら、店員さんの答えで笑っちゃいました。「この時期になるとこの本売れるのですよね」と。何となくわかります。風の盆のお祭りが話題になるとこの小説を思い出す人が多いのが。カラオケでもこの曲が良く歌われるらしい。もう一度小説を読み直して、お祭りを何倍か楽しみましょう。
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