大前伶子のニューヨーク

メタボ対策ボディ・・・

昨年メタボ対策ボディーマネージメントコーチ認定指導士の資格を取ったが、今日はもう一つ上の2級を受けてきた。発案者の前田弘子さんの軽妙なお話と実践は楽しかった。私は昨年忘れもしない五月の連休に母と妹と軽井沢に滞在している時「痩せるぞ」と決心して10ヶ月で6キロ落した。服も靴もサイズが一つ減ったが、これをキープするのが大変。今日の講義も実践しているから、もう一つステップ・アップすればいいのか、など、しかし油断するとあっという間に元の木阿弥になってしまいます。

　明日まで開催されている日本橋三越のコスチューム・ジュエリー展、今日中央区の矢田区長にお越しいただいた。せっかく中央区で開催されているので、いらして欲しい旨彼の秘書さんにお願いしていた。義理堅い区長は多分ジュエリーに興味はなかったと思うが、それでもゆっくり渡辺マリさんの指南でみてくださった。伶子さんとは「飲み仲間」だから、彼女の頼みは聞いてあげるのだよ、てな感じでしょうか。

小原孝さん、すごい！

東北大学男声OB合唱団東京演奏会、今年で4年目だ。つくばの陶芸家彩花さんのお弟子さんだった方から始めてチケットを戴いて、行き始めたのが・・もう4年も経ってしまった。毎年伺うのだが、この合唱団と小原孝さんとの相性が良いのか、めきめき上達して聴いている私達に何とも言えない感動が伝わる。あのオペラ・シテｨｰを満員にするそのパワーは、小原孝さんのピアノが大いに影響しているのでしょう。この合唱団に小原孝さんあり。此処までピアニストの影響があると他の方に代わってしまうわけにはいかないでしょう。「詩篇２３」と「筑後川」は難しいので、練習も相当だったでしょう。小原孝のピアノと合唱でつづる「心の旅」は聞き覚えのある「なごり雪」や「いい日旅立ち」「遠くへ行きたい」など・・小原ワールドが炸裂しました。本日9時からの「題名のない音楽会」で小原孝さんが出演していましたが、相変わらず華麗な演奏で彼らしかった。

　今日大前のＢＢＴライブ放送で先日来話題になっているＥ－リーディングの話が出ていた。まったくタイムリーな話でした。この機械に凝って出張の時読みたいものを５，６冊ダウンロードして飛行機に乗る人がいるそうです。Ｅ－ＢＯＯＫになると紙本と違って不安になりますが、時代はそこまできているようです。一度英語になるとその後はハングルでもスパニッシュでもフレンチでもＯＫだそうです。世界が広がります。

今日は鰤しゃぶ

いつものように白楽へ。普段は母と妹二人だけの生活をしているので、人数が少なすぎて、お鍋は私が行くときと決まってしまう。昨日築地で”ぶり”の良いのが有ったので買って行った。ぶりしゃぶは何と言っても豆乳鍋が美味しい。豆乳も築地で3倍の濃さのを昆布とかつぶしで丁寧に出汁をとり、その後豆乳を加える。ぶりってこんなに美味しいの？というほどの鍋が出来ます。春雨と雪国まいたけは外せません。

　昨日E-BOOKのこと書きました。応援のコメントを有難うございます。今模索中ですが、こうしてブログに書くことによって自分を追い込み、実現にまい進します。みなさんお好きなオーケストラの名前が・・・私は「大前伶子のニューヨーク」の管理人ですから、やはりカーネギーﾎｰﾙ＝ニューヨークフィルをイメージしています。佐村河内守さんのお体を考えるとブルーになってしまいますが、こうして応援の方たちがいるのですから、交響曲第9番まで書き進んでほしいと願っております。

E－BOOKってなぁに？

今日神田神保町の翻訳専門の会社を訪ねた。E-BOOK（絶版がない）やオーディ・ブック、オンデマンドなど私にはとても付いていけないような言葉が続く。判ったような、判らない話でしたが、この本の世界は画期的なことがおきているらしい。いずれにしてももう少し勉強して、佐村河内守さんの「交響曲第一番」を英語にして差し上げたい。ファンのみなさま応援をお願いします。

中刷り広告

今週は三越のジュエリー展に毎日地下鉄で通っている。朝、日比谷線に乗ったら何だか視線を感じた。中刷り広告から大前研一が指を指しているではないか。へぇとカメラを出して写していたら、又電車に乗っている人の視線を感じた。何をしているのだろうか？と。周りにいる人は変に思ったでしょうね。今まで週刊誌などで数行なのは見たことがあるのですが、此処まで大げさなのは始めてでした。家族の者は面映い感じがします。

世界に二つだけのネックレス

日本橋三越のコスチューム・ジュエリー展が始まりました。本来ならテープカットの写真を入れたかったのですが、私もカットする場にいましたので、写真が撮れませんでした。仮谷崎省吾さん、桂由美さん、渡辺まりさんと美しくなることは惜しまない先生方に混じって無事オープニングが終わりました。その後たくさんの来場があり、華やかでした。右の写真は昨年文部大臣賞を取られた作品に私が惚れ込み、ぜひ同じものを作って戴きたいとお願いしていた。まさか今日作品を頂戴できるとは思いもよらないことでしたので、本当に嬉しかった。丁度黒のワンピースを着ていたので、着けて開会のご挨拶とテープカットに臨みました。嬉しくて、うれしくて・・・会場では賞をとられた作品を拝見できますが、アクセサリーは着けてみて始めて良さがわかります。世界に2つ目の素晴らしいネックレスです。

明日から日本橋三越でコスチューム・ジュエリー展

6年ほど前取材でNYへいくことになり、その折ビジネス社の当時社長から「NYでは今ビーズがはやっているらしい、ついでに取材してきてよ」と軽く言われた。NYへ行って驚いたのが、ビーズと言えば手芸の域だろう、と思うくらいの想像力しか持ち合わせていなかったが、57丁目の高級デパート”バーグドルフ・グッドマン”の一階で2000ドルほどの値段が付いたまぎれもないジュエリーとして売っているではないか。それから真剣に取材を始めたが、奥が深い。帰国してビーズだけのムックを作ったほど。その折広告を入れてくださったのが、コロネット社で、あれから6年ビーズを発展させてくださり、手芸の域からジュエリーの域にまで。私は今回この展覧会の実行委員長を任命して頂いた。明日10日から16日まで開催されるが、1960年代のクリスチャン・ディオールやココ・シャネルの作品も展示されます。素晴らしい作品が展示されていますので、ぜひお出かけください。

余白の愛・・・小川洋子著

古い文庫本だが、先日東京駅の古本屋で見つけて読んだ”余白の愛”何と耳鳴りが取り持つ淡い恋物語。女性が耳鳴りで治療していて、その体験取材で出会った速記者との想いを淡々と書いてある。耳鳴りが本の題材になるなんて、耳鳴りに悩んでいる私にはこんなことも有るのかと。速記者の指が素敵でその指に惚れた女性という設定。そう、私も男性はまず指が素敵な人がいいなぁ、これは昔からでした。顔より声と指です。母は昔から男性は声よ、どんなに見てくれが良くっても声が良くなくってはゲメカンよ・・・と申しておりました。ちなみに母が好きだった俳優兼声優の細川俊之さんでした。そういえが彼は顔より声が印象的でしたよね。親にない血は子に流れていない、私も顔より指一番、雰囲気二番です。速記者なんて側にいませんから、この小説を頭で具体化できずにいます。その後読み始めたのは「虚無のオペラ」小池真理子著です。この本は年下のピアニストの話でやはり年上の女性が彼の指に惚れる話で、指が小説の題材になっている、偶然でした。白楽まで往復2時間、電車の中で面白い小説を読んでいると苦になりません。

　今日は日比谷線中目黒駅で東横線と日比谷線が9年前に大事故を起こしたメモリアル・デイだそうだ。あの事故は人事ではない、頻繁に使用するこの電車、あのぶつかった場所は事故後線路の幅が少し広がったが、事故前は不気味な軋み「ギー、ギー」と不自然な音がして無理にカーブしていた。事故があったと報道された時、私は”やはり私の胸騒ぎは当たった”と思った。今日、白楽からの帰りに事故現場を通過したが、花がたくさん手向けてあった。私も祈りながら通過しました。

Yang Jing Pipa Concert

Pipaと言う楽器今日始めて見た。中国の弦楽器だが、エレガント、時には烈しく、ギターやバイオリン、カスタネットの機能を備えた日本の琵琶に似ている。Yang さんは現在ｽｲｽに住んでいる方だが、中国人。世界各地の著名な音楽家と競演し、クラッシックだけでなくジャズなど、作曲も手掛ける多彩な女性。彼女は西洋音楽と東洋音楽の良い所を中国伝統におりまぜているそうだ。大前宅にカメラを忘れたので、写真は明日になります。

香港のお話

写真左は必ず行く香港島のスタンレー・マーケットだ。ここも今までは外国人特に白人が大好きな街だった。だったというのは今回そういう人種が極端に少なくなりました。香港島の方は銀行のビルばかり、コンストラクション・バンクなんていう名前のビルまである。そのビル群を眺めていたが、世界の不況に呑まれているのでしょう、妙に淋しく感じました。香港人は声が高いせいか、広東語が元気に聞こえるのか、相変わらずせかせかした人達でした。この街にいると元気になれるのが今まででしたが、今回はさすがに物悲しく感じました。料理もきちんとしたホテルで食べる広東料理は美味しいですが、街場での中華料理は日本と変わりがありません。