大前伶子のニューヨーク

鈴木かつ子さん、イン 八丁堀

ＮＹの鈴木かつ子さんが来日中です。彼女は姪御さんの結婚式で約２週間日本に滞在されて、今日は我が家で「６０歳なんて怖くない」の英語の本の打ち合わせをしました。彼女の本はすでに英訳されていて、日米どちらのエイジェントで出すか、その後の展開も視野に打ち合わせをしました。元気印の鈴木かつ子さんは、１００歳まで現役を通すそうです。それから映画女優を目指す、恋愛ものはむりでしょうね・・・わはは、と。打ち合わせ後同じ故郷水俣出身の濱田幸一さんが、表敬訪問にいらしてくださった。夕食は銀座に出て、鳥ぎんの焼き鳥と釜飯で日本の味を楽しんでいただきました。お酒も食欲もびっくりの元気な方でした。

豚インフルエンザ

昨今のこの豚インフルエンザの話題、症状は風邪なの？「松屋」のメニューから豚丼が削除されたって。でも７０度以上の熱でこのウイルスは死滅するとの情報。豚丼を作るのにもっと高温で作ると思いますが。それにしてもＮＹの学校でも患者が出たと大騒ぎしているが、アメリカの冬は大変な乾燥なので、日本から持っていった白いマスクをして街を歩いたら、アメリカ人の習慣にないらしく、「私は伝染病です」と言っている印だと言われて止めたことがあった。ニュースを見ると、彼らはブルーのマスクをしていたが、白はやはり習慣がないのですね。それにしても月に３回もアメリカから帰国する娘を心配する親心です。

春の勉強会３％

黒木安馬さんの軽快なトーク、個性的な参加者。この３％の会は発足当時から参加しているが、メンバーも安定していて、楽しい方ばかり。これも黒木さんの人柄か。二次会はＡＯＹＡＭＡ　ＬＡＰＵＴＡの中華料理特別メニューでした。ここユニマットビルの屋上はプールになっていますが、泳げません。結婚式の時シャンペンを浮かしたり、花びらを撒いたりする演出に使うとか。黒木トークで「なるほど」と思うことが多々あり、今日も有意義な会でした。

まったく偶然ですが

近所の酒屋さんの前で家のアパートに住んでいる方に久しぶりにお会いした。立ち話で、「母が亡くなって・・・」という話になり、彼女のおかぁさまが臥せってからの数年で６千万円の医療費を払ったとのこと。介護保険はどうなっているのでしょうか？「私達姉妹は何も残らなかった」ただ、親のお金で支払えただけでも幸せだったのよとのこと。わが母は絶対に管に繋がれるのだけは御免だからね、とうるさいほど言われている。そんな話を聞いてすぐ、タレントが介護疲れ？でお父さんの墓前で自殺をしたことが報道された。痛ましいことだが、本当に大変だったのだろうなぁ。母も元気に見えるが、妹にいわせると、何だか変な行動をするわよ、毎日見ている妹には１週間に一度見る私には見えないことをするのは良くわかる。介護を病院に任せるのも出来ない人は、こうして自分を追い詰めていくのだろうな。それにしても老後に何千万円も必要だと思うから、日本人は貯金をするのですね。悪のトライアングルにどうしたら巻き込まれないようにするのか、歳のとり方って難しい。

銀座再考

昨年中国のオリンピックが終わった頃、何だか銀座も灯が消えたような静けさが続いていた。あの、中国語の観光バスの姿が全くいなくなってしまって、日本人がちらほら、とても淋しい銀座通りでした。ところが、ここ１，２ヶ月の様変わり、昨日昼間博品館前で知人と待ち合わせをしていた。銀座は中国人で溢れています。博品館の店員さんもここ数ヶ月不思議な現象です、と言っていました。その後、本当に何年ぶりかで”きれいどころがいる銀座のクラブ”にお供した。ところが、この高級クラブに客が満員だったのには仰天してしまった。勿論きれいなお姉さんがたくさんいるので、経費も大変だとは思いますが、「何処が不況なのよ」と思うほど活気がありました。銀座のクラブも二極化しているのでしょうか。わからん！

鳴門の魚

昨日は大前が徳島へ招かれて鯛つりに行ってきた。もしかしたら釣れないかも・・心配しましたが、鯛や平目、さざえはダイバーさんが潜ってくださったそうで、魚の舞い踊りを楽しみました。六本木の料理屋さん一家で楽しみました。

１００年に一度の不況と言うけど

今日テレビを観ていたら、お名前は見損なったが、何処かの教授らしき人が「１００年に一度の不景気だというけど、冗談じゃない」って。彼の言わんとするところは、１００年前を知っている人なんて何処にいるの？６０数年まえ、そう第二次世界大戦に負けた日本は本当にひどかった。食べるものもなく・・頭にはしらみ、道には乞食、みんな栄養失調でガリガリに痩せていて、青っ洟をたらしている子供がたくさんいたじゃないですか。そう言う私も学校で頭にＤＤＴを撒かれて、日本手ぬぐいを巻いた覚えがあります。みんな貧しかった。ダイエットなんて言葉もなかったし、ましてやメタボなんて栄養失調でお腹が異常に大きく膨らんだ子供は良く見ました。今の北朝鮮みたいに。あの時代を過ごした我々世代は今不況、不況と言っているが、自家用車なんて普通に持てる時代に何を言うか、とのご説でした。私もそう思います。電話のある家というのはお金持ちでした。たいてい大家さんに迷惑がられながらの”呼び出し”でした。今じゃ携帯電話を持たない人の方が珍しい。有難い時代に生きる我々はもう一度考え直していくべきだとの教えを神妙に聞いてしまいました。

皺、シミ、、、、しょうがないか

春になると左の頬が熱を帯び、”ここに”シミ”があると見なくてもわかる。黒いものを着ると温かい気がするでしょう。それと同じ肌も黒くなるとそこが温かく感じるのです。昨日聖路加のジャクジーですっかりきれいになったＫさんが、「お宅の近くに良い皮膚科があるわよ」と教えてくださった。日が燦々とそそぐ春になるとやおら自分の肌が気になっていた。最速で皮膚科へ。今はコンピューターの時代、私の肌に携帯電話ほどの大きさの機械を当てると、何と隣においてある画面に”グァンーーー”シミや皺”がくっきり。ここまでおさらいしていただかなくても・・と思うほど精巧に写してくれる。先生を信頼して今後治療をしよう。確かＫさんは下がった頬が上がるクリームを調達しているようなので、私も同じものをお願いしたが、今日の治療の成果を見てからです。冷たいお返事、来週予約をしたので、肌が若返るクリームを早く使いたいものです。慌てない！

不法入国再考

今回フィイリッピンの夫婦が偽装パスポートで１０数年入国し、日本で生まれた娘さんと司法の壁で両親は帰国せざるを得なかった・・・大きく報道されていた。ある芸能界の女性タレントは「たった二人なんだから滞在させれば良いのに」とコメントしていた。勿論報道の仕方によるが、余りにも低レベルの発言に驚いた。お涙頂戴の図式で報道されていたが、はたしてそうだろうか？偽装バスポートや偽装結婚、不法滞在での入国に対して余りにも非常識ではないか。私もよそ様の国に１０年以上滞在させていただいたが、人様の国に居させていただいている、ということを肝に銘じて生活していた。日本に帰ってもう何年も経つので、グリーン・カード保持していることで毎度移民局の厳しい取調べがあるが、それでも娘夫婦がアメリカに住んでいること、私の母が年老いて日本にいなくてはいけないこと、など理由は聞かれるが、大変厳しい。その折、質問は「あなたの母親の結婚する前の苗字を言いなさい」というのが毎度聞かれる。何故？そう拾ったパスポートや偽装パスポートを保持していたら、母親の旧姓など知る芳もないというのが、彼らの質問の趣旨だ。そういえば、グリーン・カードの書類で母親の旧姓を書く欄があったのです。今回の法務省の処置は致し方ない、ましてそんな不安定な身分で滞在しているにも関わらず、マスコミは正義の味方ぶりに疑問を呈するが。一人許したら二人も、３人もになるではないか。アメリカの移民局の厳しさは半端ではない。昔奴隷に付けていたチェーンの先には重い球が付いていて、椅子の足にガチャンと鍵をかけているのを移民局の中で見ました。「どうしたのですか」の質問に不法移民がパスポートを持たずに入国しようとしたのです、と教えらて、震えたことがありました。それが現実です。

「交響曲第一番」英訳の件

数ヶ月前に私のブログで佐村河内守さんの著書「交響曲第一番」の英訳本の話を書いた時、コメントで「そんなこと出きるの？」とか「夢物語だろう」という冷ややかなものと「応援します」というエールが半々だった。今日その英訳本の現実化に翻訳会社の方と打ち合わせをした。２，３ヶ月で英語に訳し、、、、その後本になるのは秋になるかも。だが着実に現実に向かっています。オバマ大統領が広島に来る？話も浮上しているらしいので、それに向けて急ピッチでがんばっています。佐村河内守ファンの方たちの応援をお願いいたします。英語にさえなっていたら、スペイン語にもフランス語にもハングルにも容易くなるそうです。世界へ佐村河内守さんが願っている「核廃絶、平和、小さなひかり」のメッセージを伝えられたら本望です。

このブログをアップしたら、もうオバマ大統領が８月６日に来るようなコメントが入り始めました、がオバマさんが来るという噂の話しです。勿論オバマさんが今年の原爆記念日に来日し広島を訪問したら、今までの悪名高いブッシュ前大統領よ、それみたことか、という気持ちですが、事はそう簡単にはいかないと思います。１０年もアメリカに住んだことのある私は大統領がどんなに良い人でも、考えの違う人種を束ねている大統領職に敬意を評するものです。オバマ大統領が来日するということがはっきりしたら、なお更作業がはかどることは確かです。