大前伶子のニューヨーク

ララ御殿場

この上なく美しい富士山、昨日と打って変わって晴天、「草の会」ララ御殿場に一泊し、帰りがけにドライブしながら富士山三昧。美味しいお料理とドミンゴの若かったころを彷彿とさせる「笛田博昭」さんのテノール。若い音楽家に素晴らしい才能を見出すのは嬉しい。笛田さんのアリア、カンツオーネ、日本の歌、おばさま方をすっかり魅了してしまった。マイクをつけないすぐ目の前でびりびりと心に響く素晴らしいテノール歌手だ。お食事会後、ビデオ鑑賞「佐村河内守」さんのニュース２３を再現した。彼の生い立ちから作曲している楽譜、演奏風景、施設慰問など、感動的な場面満載。佐村河内さんも４０代だが、笛田さんも３０歳になりました、と言っておられた。若き音楽家が活躍できるよう、私もサポートしていきたい。芸大を出なくても素晴らしい音楽家が出てきていることは喜ばしい。今までとかく音楽というと芸大至上主義になりがちでしたが、芸大でなくても、才能は開花できるのです。応援しましょう。

アメリカの選挙風景

今回の選挙、ｱﾄﾗﾝﾀに住んでいる娘が取材？してくれました。朝５時に起きて近くの小学校に行ったら長蛇の列が出来ていたそうです。ただ、ジョージア州は共和党が強い州だそうです。マーク方式で分かりやすかったとのこと。

再び麻生総理大臣

今日セッチャンの店に友達と立ち寄った。麻生総理の話しに言及したら、セッチャンが麻生さんってじかに会ったらとてもいい人よ、とのこと。私は良い人を望んでいないのですよ。チェンジというフレイズでアメリカ大統領の座を射止めたオバマさん、彼に期待したいというアメリカ人の想いがひしひしと伝わってくるではないですか。我が麻生総理は画面に出るときはたいていメディアに馬鹿にされたときばかりではありませんか。この人４回挑戦してやっと総理の座を射止めたのです。彼の組閣も今一だし、第一河村内閣官房長官の覇気の無さ、いったい何年代議士をしているのでしょうか。麻生さん、毎週末には街へ出て庶民をよいしょしているが、ほっけの煮付けと言って味噌つけてしまった。やはり彼には「北の家族」は庶民的すぎたのでしょうね。ほっけという魚は煮るより焼く方が・・・なぁんてメディアに大騒ぎされていました。一事が万事ということもある意味当たっているのでは？

孫が古希、娘が米寿、わしが茶寿

６０　還暦　（６０年で干支の組み合わせがひと回りすることから）

７０　古希　（人生七十古来稀なり、にちなんで）

７７　喜寿　（喜の略字が七十七と書くことから）

８０　傘寿　（傘の略字が八十と書くことから）

８８　米寿　（米の字が八、十、八と分解できることから）

９０　卒寿　（卒の略字九十と書くことから）

９９　白寿　（百の字から一を引くと白になることから）

１０８茶寿　（茶に草冠を二十、その下の部分を米という字に見立て

　　　　　　　　八十八、合わせると百八になることから）

１１１皇寿　（皇の字を白、一、十、一に分解、九十九を表す白に一、

　　　　　　　　十、一を足すと百十一になることから）

１１２珍寿　（百十二以上は珍しいため、ここから毎年祝う）

日々の健康にはくれぐれも気をつけて、食生活や睡眠をしっかりとりましょう。先ほどNYの東京レストランの古平さんから電話があり、筑紫哲也さんが亡くなり、悲しいと。筑紫さんのお子様と古平さんのお嬢さんがNYで同級生だったそうで、家族ぐるみのお付き合いがあったとか。大前と一緒で筑紫さんもNYに行くと必ず東京レストランに立ち寄るそうだ。彼の落ち着いた「多事争論」は好きなコーナーだったが、やはり癌には勝てなかったのだ。こうしてお祝い事を書き出してみると私はまだやっと還暦を通過しただけなのだ。筑紫さんだって７３歳でなくなったので二つ目の古希を祝ってあの世に行ってしまった。古平さんが「筑紫さんはタバコを一日３箱吸っていた」と言っていたが、タバコだけが原因ではないとは思うが、落ち着いたキャスターがまた１人逝ってしまった。

　　　　　　　　

恵んであげましょう・・・

今日は久しぶりに一日部屋の掃除、片付け、衣替え、料理の作り置きなど頑張って家事をした。料理の作り置きはミート・ソースを買ったばかりのフード・プロセッサーを使って美味しく作った。日曜日の朝は政治がらみのテレビが多数あるが、今の自民党、特に麻生総理になった途端に、”民に恵んであげましょう”選挙のためとはいえ、いくらお金持ちでも彼のお金ではありませんから。３年後には消費税を上げますよ、という但し付きです。いい加減にしてくださいよぉ。あなたのお金じゃないのです。アメリカが必ず良い税制ではないですが、それでもスーパーマーケットなどで買う「生活必需品、特に食品には」消費税はつきません。日本は自分のお金を週末にだすのに消費税が付く、なんて信じられません。そうそう、NY州は１１０ドル以下の靴、と衣類は消費税が付かなかった。消費税は８．２５％でしたが、庶民が消費する生活には可なり配慮されていました。今回の２兆円のばら撒き、お恵みは自民党の中でも賛否両論あるようです。連立を組んでいる公明党への配慮でしょうね。１万２千円上げますから、ぜひ自民党に一票をという魂胆丸見えです。麻生首相は本当の庶民がわかっていないのですね。高額所得者は遠慮してほしい、ぇぇえ、１万二千円これだけのお金をどうやってお返しするのでしょうか。お金って邪魔になりませんし、嵩もないので、お返しする人いるのでしょうか。何だかばかばかしい政策です。いい加減にせい！

急に寒くなりました

いつものように白楽参り。妹と銭湯の露天風呂で顔のパックを乾かしていたが、寒いこと、寒いこと。いよいよ明日セーターとオーバーを出さなくては・・・明日は一日衣替え、夏服はお正月に行くゴールドコースト用を別にして後は冬物に。我が家は狭く暖かいのでほとんど部屋では冬物は要らない。私は冬でも半袖、夏のワンピースで過ごしている。根性を入れてクローゼットの大掃除をしよう。白楽からの帰り銀座から乗ったアベックの若者、大きなルイ・ヴィトンの袋を男性に買ってもらった？らしい人が乗ってきたが、世の中不景気風が吹き荒れているのに”おねだり”だったのでしょうか、それとも誕生日。おばさんは気になって何度も二人の顔をみてしまいました。こういうのを余計なおばさんと呼ばれてしまうのです、はい。ヴィトンなんてかの国フランスではショーファー付きのお車に乗る人達のものだと思っていたのですが、こんな考えは”古い”どぶ板踏んで帰るようなお宅のお嬢さんもヴィトンですからね。不思議な国です。

生け花展・・日本橋高島屋

草月流生け花展、写真の花器は９月にNYへご一緒した海老沼彩花さんの作品だ。彼女とはNYから帰ってきて始めてお会いしたが、お互い忙しかったので今日は高島屋から我が家へ来てもらってゆっくりお話しできた。「NY楽しかったわねぇ」という言葉が何回も出てしまう。３週間彼女と一緒だったが、本当に気が合うのだなぁ。中々私達のような年齢に達すると旅行を一緒にして苦にならず、むしろ楽しかった思い出ばかりなんてそうあるものじゃないですから。同じ血液型だからでしょうか。余り関係ないとは思いますが、好きなこと、好きな店、好きな生活習慣が一緒なのでしょうか。彼女とだったら、同じ部屋で何日も生活できたのです。お妹さんが聖路加に入院されているので、我が家から歩いて聖路加へ。夜はBBTの方とO製薬の方、私の甥の６人で築地青空三代目で会食。甥とは普段家族での付き合いが主だが、こうして仕事を兼ねた食事会にジョインするのは、面映い。彼も３０歳を過ぎていっぱしになり嬉しい。赤ちゃんの時から可愛がっていたので、振り返ると我が身も年をとったものだ。

CHANGE

長かった大統領選も終わりました。バラク・オバマが制覇した瞬間はよその国ではありますが、胸に迫るものがあり、ジーーーンとしてしまいました。１９６１年生まれの若き大統領、アメリカも何とかブッシュ政権からの脱却をと願ったのでしょうね。私達の子供の年齢の人がアメリカ合衆国の大統領ですから・・・そりゃ時代が変わるわけです。もう，５０代、６０代の出番はなくなりました。ケニヤ出身のお父さん、ハワイ州の白人のお母さん、厳密には従来の黒人とは違うのですが、今日のオバマ勝利宣言の時、白人、黒人、ヒスパニック、アジア、すべてアメリカ人、こういうことからもチェンジなのだと・・・２００４年に上院議員になりたった４年で大統領になるなんて凄すぎる。彼の演説は若さを強調した語りで、WEやYOUを多用し、チェンジのフレーズで盛り上げる、願わくば暴漢に襲われることなく、彼の大統領としての４年間を期待できるよう応援したい。娘も知人も今回はオバマ支持だと明言していました。娘たちは朝５時に近所の学校に投票に行ったとか。以前友人から「アメリカの大統領で女性や黒人が選ばれることはあるのでしょうか」という質問に私は「いくらアメリカでもそこまで開放されていないのがあの国だと思う」と答えたことがありましたが、まさに私がアメリカに住んでいた時代には考えられないことでした。彼らは新しいことが好きだけど、根はコンサバティブル、古い考えの人が沢山いましたから。それを覆して本当に想像もしないくらいのCHENGEでした。

紅葉最後の軽井沢

昨年も同じ頃に軽井沢に滞在したが、今年の方が暖かかったようだ。３０年？ぶりに鬼押し出しへドライブしたが、忘れてしまったが、昔もこんなだったのか、すっかり整備され、所々「避難所」が作られていた。もし、浅間山が噴火したら、この避難所に入りなさい！？１０人くらいしか入れません。それ以外の人はどうするのでしょうか。焼けた石が降ってきて出来た鬼押し出しです。まさか私達がいる時噴火しないでしょうね、保障はできませんが、あの避難所を見て怖くなりました。浅間山はまだ活火山、煙か蒸気かわかりませんが、写真のような有様でした。昨年母が「来年の紅葉は見れないでしょうね」と確か言っていたのですが、今年も「しっかり」見る事ができました。余りこのような言葉を言うのは感じ悪いです。美味しいものを食べていい空気を吸って、研一から何回か電話で「楽しんでいるか？」と気にかけてもらい、私と妹は母シッター係、今年からはもう年だから・・・という言葉は使わないと約束させました。男の子と違って女の子は辛らつですから。今週母は誕生日を迎えますが”卒寿”というらしいです。母の日、敬老の日、誕生日とささやかですが、妹とプレゼントを上げていますが、もう何を上げたら良いか分からなくなりました。