11日間入院していた娘が今朝退院しました。毎日病院に通っていた私はほっとすると共に、何だかさみしくなりました。病室の方たちも看護師さんも勿論執刀して下さった担当の先生そのサブの方、皆さんとてもよくしてくださいました。勿論ガンになるのは勘弁してもらいたいですが、全ての方たちの温かい応援があってのこと。彼女は退院したと同時におばぁちゃまのところへ行こう、と。朝8時半に迎えに行きましたが、その部屋は10時には次の人がチエックインするそうです。待っている人たちが大勢いるのです。比較的軽い病人とそうでない重篤な病人では部屋の雰囲気ががらりと変わります。娘が手術後入っていたERの病棟から移ってきたときは4人が比較的すぐ退院できる人たちだったが、その後入った方は「毎日を大事にして生きていきましょう」なんて先生に言われて「これはもうダメということなのかしら」と落ち込んでいました。そうなると部屋の雰囲気が極度にダウンしてしまいます。私も見舞いに行くとき後数日と思うと足取りも軽くなりますが、もし、先生に絶望的なことを告げられるとさぞ重い気持ちになるだろうと察して、それ以後そっと部屋に入りました。今日4人のうち2人が退院したので、それからあの部屋がどうなったか、後ろ髪引かれる思いです。
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