今日は朝から原稿書きをしていました。昼ご飯を作って、さてとテレビをつけたら「徹子の部屋ダイジェスト版」を放映していました。三船敏郎、山村聡、若山富三郎、由利徹、28歳から老け役をしていた笠智衆、淀川長治さんたちのダイジェスト版でした。みなさん、さすがに大俳優、すごく面白いエピソードを話していました。男性は徹子の部屋に出演中でもタバコをふかしていました。その時代ですね。昔は西部劇も煙草を吸っているシーンがたくさん出てきますが、今はNGですね。淀川長治さんが含蓄のあることを言っていました。「私は嫌いな人に会ったことがない」と。それほど人が好きで、映画評を長年続けていらしたのです。何と私は彼の講演を全日空ホテルで聴いたことがあります。淀川さんの話は古すぎて、IBMの会社が招いた講演会でしたが、マリーネ・デートリッヒの話を延々としていたので、もう少し若い人の話でないと・・・みなさん、知らない時代の知らない女優の話で退屈だと思いました。ただ、今日の淀川さんの可愛らしさ、黒柳徹子さんに最後に勧めてくれた「秘密と嘘」という映画、本当に感動したのよ、と言っておられましたが、私もこの映画「秘密と嘘」は好きな映画5本の指に入ります。地味な映画ですが、イギリスが舞台で、今でもどのシーンも思い出すことが出来ます。さよなら、さよなら、さよなら・・・彼の名言です。
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