大前伶子のニューヨーク

朗読ミュージカルin sun city east

 私が入居したいホームの筆頭月島のサンシテイ銀座イーストで朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」が開催された。来週土曜日はジニー達の篠笛コンサートが開催されるので、会場を拝見したり、最終打ち合わせをするために今日の演目を拝見させていただいた。山崎陽子さんは７５歳と言っておられましたが、さすが元タカラジェンヌ、綺麗でお若い、声もステキ、お話もとびっきり面白かったです。彼女の脚本でやはり元タカラジェンヌの安奈淳さんの朗読ミュージカル「２４ページのアルバム」このお話は凄かったです。舞台で彼女が朗読する、ある時はピアノの伴奏で歌う、一人芝居ですが、何と私は最初から最後まで泣いて、泣いて、泣いてしまいました。素敵なストーリーでした。どこにでもある話ですが、あんなに感動するのは脚本の良さでしょうか、安奈淳さんの演技のお蔭でしょうか。山崎陽子さんは故遠藤周作さんと劇団・樹座の脚本を２０年間執筆されていたそうで、その劇団の団員の楽しいお話、久しぶりに大笑いと・・・その後涙。

私達の話はやはり老後

聖路加のジム友達と久しぶりに食事会。５人のうち一人が５年ほど前にご主人が亡くなって、生前から決めていた沖縄へ移住してしまったので、彼女が上京したのを機に集まった。何と言っても話の大半は「老後どうする？」ある彼女は「どうせ死ぬのだから先のことは考えない」と言い切るがそのすぐ後に「何とかなるさ」「老人ホームに入るにはいくらかかるの？」私はきっぱりと「入りたいホームがあるのよ、それには１億かかるからがんばらなくちゃ」そう、私が入りたいホームは月島にある”サン・シティー”絶対に１億なんて夢の夢ですが、ずっと夢見ていたい。先日中島薫さんに「あのビルにあるホームに入りたいから仕事がんばります」と宣言しているので、中島さんは「目的があるのが素晴らしい、応援するから頑張って」とエールを送ってくださったので、今日の食事会での話は噛合いませんでした。聖路加の老人ホームは１億５千万円だそうです。そこに入っている友達がいますが、全体が贅沢です。今更愛人にもなれないし、はたまた１か月に食費やその他で３０万円ほどかかりますが誰がこの金額払うのでしょう。年を取るのも大変です。年金をあてにしても少なくなるばかり・・・上手に死ぬ方法は？はたまたお墓の話まで止まるところがありませんでした。

運に愛される人

 ３月７日に発売される予定の中島薫著「運に愛される人」が発売前から１３位にランクイン。大前の本も同じですが、どうしたら発売前にこうして話題になるのでしょうか？普通の人は本を出してもどうしたら売れるか、思案しても本屋で自分の本が何処においてあるか？こっそり見に行く、または知らん顔して自分の本を買ったりして・・・昔大前が本を出し始めたころ、本やに行っては「大前研一の新書」と指定して頼んだりしても依頼者が大前伶子じゃ様になりませんでした。なぁんだ、さくらなんだ、と思われるし・・・今ではそんな心配しなくてもお陰様で売れるようになりましたが。八重洲ブックセンターで私の本は研一の本と並んで売っていました。ジャンルが違うのに。彼のサイン会にさくらの私が行ったら研一が「ねぇちゃんもそこで座ってサインをしろ」と言われたことがありましたが、中島薫さんのように発売前にここまで売れるって凄いです。

美しき日本～ブライダルファッションショーイン両国国技館

 
 この会場でブライダルファッションショーってかなりミス・マッチかなぁと思って伺ったが、何と今問題の相撲の殿堂だという感じは微塵も感じず、見上げると歴代の横綱の写真が飾ってあるにはあるが、すっかりファッション・ショーの会場と化していた。桂由美さんは何度もお会いしているブライダルの大御所でいらっしゃるが、８０歳を越えているなんて想像もできないほど肌がきれいで、素敵な女性です。昨今大相撲の時は空席が目立つが、昨日のファッションショーは満員！！今人気の韓国の「超新星」「BEAST]「４Minute」などの韓流グループがゲスト出演されたので、ある区間はそのファンが詰めかけて・・・・私達時代に取り残された席の人たちだシラ～～～と。その熱気に圧倒されました。ペンライトを持ち立ち上がって黄色い声を張り上げる若者。ファッションショーで国技館を満員にするのは大変だなぁ、と考えていた私たちは考えが古い。あの声を張り上げてペンライトをふるまわしている若者もそのうち結婚するだろう、そうした時にウエディング・ドレス＝桂由美と繋がるのでは？コロネット社のご厚意で素敵な席に招待してくださって、周りにはあのデビ夫人がいました。あの髪型と雰囲気は独特です。ファッションショーでフロント・ローと言われる席で私はじっくりとこれから間違っても着ることがない！！ウエディング・ドレスを拝見していました。花は假屋崎省吾さん、広瀬光治さんのニットのドレス、凄くシンプルで素敵でした。

春が近い

銀座を歩くと春が近いと感じる。重いオーバー姿は少なくなり、軽やかな出で立ちの人が多い。いつものミキモト真珠やさんがすっかり春の花に変わっていました。昨日タイランドからお帰りになった中島薫さんにお会いしました。来月早々に書店に並ぶ新著「運に愛される人」という本を手に写真を撮りました。まず、タイトルがいいですね。まったく中島さんの周りにいると、運のいい人とそうでない人の違いがすごくわかります。中島さんは島根県松江市に生まれ、音楽家として上京され、今のビジネスに関わり、カリスマ、雲の上の人、あらゆる言葉で彼を言い表しますが、まことに今回の本のタイトルがぴったりの方です。３万部初版だそうですが、彼に憧れている人は１００万人以上ですから、少ないのでは？私もこの春出版を予定していますが、中島薫さんに応援していただこうと思っています。３月７日新宿の紀伊国屋書店で中島さんのサイン会がありますが、４００枚の整理券すべて売り切れだそうです。凄い。
 

美容院で・・・

私は髪を長くしているが、年に２，３度裾を５センチほど切る。今日は切る、パーマをかける、髪を染めるの全部を一気にしてもらったので、何と３時間半、美容院の週刊誌をすっかり読んでしまいました。すごく可笑しかった記事は・・・例の大桃美代子と麻木久仁子VS戦場通信社の山路徹。普段は女性誌など読んだことがないが、３時間半囚われの身となれば、何か読んでいなくては。こんなにも有名女性が夢中になる山路氏とはいかなる男か。古くから彼を知る人のコメントで「山地さんの会見をみれば分かる通り、あの低い声と独特の言い回しは妙にセクシーです。戦場ジャーナリストという肩書からおもい浮かべる硬いイメージとは違って、こぎれいだし、とびっきりイケメンじゃないが、ダンディでインテリ風。それでいて、自分の意見もきちんと理論立てて話すが、もの言いもソフトですから、彼と１時間話しただけで恋に落ちたという女性も少なくない」そうです。集まった報道陣を前に、逃げることなく、カメラをじっと見て「悪いのは私」とだけ言う。「残酷な沈黙」という名せりふを言う余裕は普通の男にはできないでしょうね。すっかり沈静化している彼らですが、美容院でしか読まない女性誌も時間を潰すにはいいですが、彼にはまった女性は多数いるらしいです。４９歳でもモテモテの男性の話ですが、私の周りにはちょいといませんねぇ。

日本アカデミー賞を見て

出来レースの感ありのアカデミー賞だと思うが、樹木きりんさんが凄いことを言っていたのが印象的でした。彼女が女優として１８歳の時杉村春子さんが「女優って定年がないのよ」と言ったとか。お蔭で樹木きりんさんは定年なしで、演じられているそうだ。それにしてもこのアカデミー賞にノミネートされる女優も俳優も毎年決まってしまうのですね。今年の男優は妻夫木聡さん、女優は深津絵里さんでしたが、これからの人たちですね。私は個人的に全部観ていませんが、「キャタピラー」の寺島しのぶさんがぴか一でした。日本映画は今まであまり観ていなかったが、先日二回お金を出して観た「レオニー」が最近の映画で秀逸でした。木村桂乃、深津絵里、さんたちのイブニングドレス・・・痩せすぎで、骨が丸見えで痛々しいです。ハリウッドの女優さんたちはイブニングドレスに慣れていて、様になりますが、日本人はどうもねぇ。吉永小百合さんが唯一着物でしたが、お品の良い微笑みで、永遠の女優という貫禄がありました。

六本木でワイン会

 
 向研会の方たちとBBTの司会をしている大里さんと野中さん、ワインの集いに誘って頂きました。この店は知る人ぞ知る店らしく、ほとんど隠れ家の体、ドアーを開けるまで何だか大丈夫かなぁ、と不安になるような店でした。ステーキも岩塩のみ、アメリカのピーター・ルーガーを思い起こす大胆なものでした。味は抜群、私はワインについてはほとんど分からない、白しか飲めない、しかもたいていどんな素敵な店に行っても「ビール」と言ってしまう音痴に近い無粋な人間ですが、昨日のお仲間はみなさんワイン通らしかった。ラベルの写真を撮ったり、白、赤、楽しんでいらっしゃいました。隠れ家という風情なのに満席で、しかも予約をしていなかった女性二人は断られていました。テーブルも板の無粋なもの、２０人ほどしか入れない小さなバールと言った方がいいような店ですが、あそこまで満員にできる何かがあるのでしょうね。ワインの知識があったら面白い店だと思いました。料理も工夫がなされていていい感じでした。普段番組で大前と対談しているアナウンサーの大里さんと野中さん、やはり近くで拝見すると顔が小さく、テレビ向きの方だなぁと、それから専門の声もはっきりしていて気持ちがいい、歯切れがいい話し方でした。

Florida Keys & Key West

今年１０月にニューヨークへ行くので、彩花さんとせっかくだからフロリダのキー・ウエストへ行きましょう、と約束をしている。今日は一つ異業種交流会があったのだが、何となく熱っぽくて、エネルギーが出なかったので一日中家にいた。アメリカの地図を広げて、さてと見れば見るほど遠いです。マイアミから車で８時間ほど掛かります。ただ、その間の景色の美しさは何度もコマーシャルになったほど。２０年ほど前に一度車で行きましたが、その時は若かったから、果たして今回は大丈夫だろうか。ネットで地図を出しましたが、何と５枚になりました。島、島、島の間をただひたすら海に向かって走るのです。少し考えて行はレンタカーを借りるとしても、帰りは飛行機か船での方がよさそうです。あっ、バスもあります。レンタカーはKEY・Westで返却しての方が良さそうです。アメリカの最南端の古い街ですが、すごくライムが似合う町です。キーライムというレモンのお酒が抜群に美味しかったのを覚えています。アーネスト・ヘミング・ウエイが居住していた場所としても有名です。昔鉄道が走っていたが、台風で線路が飛ばされて、そのままになっている風景の隣が素晴らしい橋で今ではドライブが可能です。カリブ海風味豊かな素敵な島です。

モンスター・ピアレンツ

先ほどニュースを見ていたら、学校でインフルエンザの予防接種を「同意しない」とペケを記してくる父兄がいて、その後そのクラスでインフルエンザが流行してしまったとのこと。勿論そういう人もいるでしょう、ご自分の子供がアレルギーで普通の生活が困難な子供がいることもわかります。昔、私の実家の数軒先に「拝みや」の家族が住んでいました。当時勿論近所の小学校に行っていましたが、予防接種の日は必ず休んでいました。お父さんが拝みやの長をしていて、何だか解らない人たちが詰めかけていました。コントロールしないから何人も子供を産んで、医者にかけないから次々に死んで、それでも現代の医学を拒否し、不思議な家でした。信者はいたみたいです。人の話しかわかりませんが、箪笥の上に置いて数日たった「水」を飲ませると噂がありましたが、定かではありません。あの当時は「へぇー予防接種させないために学校を休むんだ」と不思議に思ったことが今回のニュースで思い出されました。モンスター・ピアレンツのことがまことしやかに報道されますが、学校で汚した体操着を付き返す親がいるとの話を聞いたときは呆れましたが、風邪を蔓延させるというのも困ったものです。先日実家の母とその家族の話が出ましたが、その後の消息は杳としてわかりません。拝んで治る病気が・・・暗い家族でした。