大前伶子のニューヨーク

選挙が終わって

今回の選挙マスコミの煽動あり、期待された通り民主党に票が集まった。前回の選挙が嘘のよう、ここまでマスコミに煽られてよいのでしょうか。民主党に一度は政権を担ってもらうのも良いか。私が個人的に応援している人たちも民主党が多い。大前の事務所にいた長妻さんをはじめ数人は何としても当選してほしかった。福岡まで応援に出かけた麻生さんの対抗馬山本剛正さんは友人の息子さんでもあり、時の総理に立ち向かう勇気ある若者。大前に言わせると”蟻と象”の戦いだと揶揄されたが、それでも９６，０００票を獲得し、小選挙区では負けたが、比例で当選した。とにもかくにも国会議員になれた！！初めての選挙で当選したのだから万歳です。小沢人事というらしいのですが、誰でも時の総理大臣との戦いはおじけますよね。それでも東京から福岡飯塚へ居を移し、3年以上朝から駅で立ち自分の政策を訴えていた。その成果は何度も西日本新聞などに取り上げられていました。熊本の八代市長選も応援していた福島さんが当選し、今回の九州行はものすごく暑い日々でしたが、とても嬉しい結果でした。マスコミさん、民主党を叩くのも3か月はハネムーンですから、静かに見守ってあげましょう。

「音速成功」出版記念

リーダーの浜田幸一さんの呼びかけで「夢はチームで叶えよう」と6人が書き上げた書「音速成功」はタイトル通りアマゾン総合第一位を獲得した。そのお祝いを兼ねて秋葉原の富士ソフトビルで講演会とコンサートが行われた。不肖私もスピーカーとして招かれた。八代（熊本）市長選で日本に帰っていた鈴木かつ子さんも舞台に登場していただき、花？華？を添えた。浜田さんの人脈があまりにも多彩で驚いたが、みなさん仕事に脂が乗っている年頃。6人の精鋭にこれからも登場いただき、新しい出会いや人を繋ぐ役目になれば、私のように彼らの倍生きてきた人間の役目でしょうね。

マスコミってあおり過ぎていませんか？

新型インフルエンザ騒動、従来型の風邪とどう違うのでしょうか？マスコミは自民党が負けそうだから、余り政治がらみの記事を書かないようにプロパガンダでは？なんて想像してしまいます。従来型のインフルエンザでも毎年、数万人も死んでいる、アメリカ人は日本人のあの白いマスクがとても奇異に映るようです。娘がフライト中日本人が眼だけ残した大きなマスクでじっと前を見ている姿に”怖いよぅ”と申しておりました。アメリカ人はもし罹ってもタミフルで治るからいいや、死者はタミﾌﾙなんて買えない貧困層だから、という呑気さ。白いマスクは「私は伝染病です」と自分から告白しているようなものだった。マイケルもマスクをしていましたが黒でしたよね。新型インフルエンザで亡くなる人は大抵心臓がわるかったとか、ほかの病気と重なっているとのこと。一人暮らしをしていると毎日緊張しているせいか、ここ数年風邪をひいていません。

よさこいとやっちゃん

セッチャンのご主人が亡くなった。癌を宣告されて2年半、つらい、通夜と葬儀でした。よさこい祭りが大好きだった彼は毎年池袋駅前のよさこい祭りに招待してくださった。亡骸の前で彼が好きだったよさこいを踊って送った姿に泣けて、泣けて。でもいい人だったのだなぁ。何と通夜に1000人は下らない人々。私は彼ががんセンターで後2年と宣告されたとき一緒に聞いていたので、「あぁ、やっぱりかぁ」と無常を感じた。生きているってすごいこと、人が死ぬってこんなに辛いのです。お酒もたばこも遊びも全部大好きだったセッチャンのご主人、思い出があり過ぎて・…61歳の若さでした。

”少し愛して、ながぁく愛して”

あの名作大原麗子の鼻にかかったウイスキーの広告、彼女が死んで何度も放映されている。これは冗談ですが、”おおはられい”こと聞くと”おおまえれいこ”を思い出す、なんて光栄なことを言われる。名前のニューアンスが似ているというだけで、別に顔やスタイルが似ていると言っているわけではないのです。ただ、彼女の亡くなり方、考えさせられる。孤独を受けいれる覚悟は出来ているつもりだが、私も一人暮らし、いつ彼女と同じ孤独死しない保証はない。彼女の離婚理由として「家庭は安らぎの場、家庭より仕事を選んだ故に、家庭に男が二人いた」という名文句が言われている。だからかしら・・・・前夫二人が”送る会”に来ていた！！渡瀬恒彦、森進一、どんな想いでいたでしょうか？その心の内を知りたいと思いました。あの会場で初めてのデートや結婚式を思い出したでしょうか？下世話な想像をしてしまいました。女より男の方が過去に拘るらしい、それにしても一流の元男性二人が参加した「送る会」羨ましい反面男の心を勉強する機会に遇ったような・・複雑、でもこうありたい。天国から二人の男性に感謝しているでしょうね。

八代市長選と福岡衆議院選挙

今日開票の八代市長選と来週の衆議院議員選挙、真夏の選挙がいかに大変か、本人も勿論だが、その周りの人も汗だくで頑張っていた。私は選挙というと大前が出た都知事選を思い出し、禁止事項がたくさんあるので、あまり表だった応援はできないが、選挙事務所にいて賑やかしくらいにはなったかなぁ。それでも選挙は大変です。本人の顔をブログに載せてもいけないか・・と思うので、駅の写真にしました。友人が福岡の選挙区に住んでいて、今回は大変お世話になったが、東京では感じられない人の顔を見て態度を決める選挙、参考になりました。

選挙事務所

今日仕事の帰り、銀座から歩いて家に向かっていた。明日公示の衆議院議員選挙、我が中央区は70過ぎの深谷隆と中山義克さんとあとは知らない人2人共産党と無所属か。仕事仲間と別れて新大橋通りを歩いていたら、深谷隆さんの選挙事務所が目の前に。ここは前回の都議会議員選挙で何十年都議を務めていた自民党の都議が落選した事務所、性懲りもなくこの事務所をつかうのですね。あまりゲンが良くないと思いますが、まぁ、今は民主党の風が吹いているから、何となく息が上がらない。ちょっと覗いたら、親しい区議さんがいて「おぉ、大前伶子に応援頼もうとおもっていたんだよ」と。私は19日から22日まで熊本の八代市長選とその後麻生首相の地元飯塚、鞍手郡、など民主党の応援に行きますとはいえず、自民党さん頑張ってね、と言葉を濁してきました。23日、か24日は深谷隆さんの応援演説を頼まれましたが、もう古い政治家はいいですよね。たぶん公示後はこのようなことを書いてもいけないらしい。数年前友人の結婚式に出席したとき、深谷隆さんがいらしていて、ピアノの弾き語りをしてくれました。おぉ、なかなかやるもんじゃ、と感心したことを思い出しましたが、ピアノが引けても絵が書けても政治とは関係ないですから。深谷隆さんって近くでお会いするとなかなかあたたかい人なのですが、強持てなのは損ですね、。区議の神林さんが勿論伶子ちゃんは自民党でしょう？と念を押されましたが、お答できませんでした。風によって吹き飛んでしまう党があるのは前回の選挙で身にしみました。

今日は終戦記念日

今日は終戦記念日ね、と母に言ったらその終戦の日を思い出して語りべ。今年はことのほか原爆、第二次世界大戦のことを思う。佐村河内さんのﾚｸｴｲﾑ広島を聴きに行き、あの原爆ドームを真近にしたからだ。母に「終戦って例のラジオで聴いたの？」と聞いたら、「そうねぇ、山口県の富田（とんだ）に疎開しているとき、山奥で雑音だらけのラジオだったわ、でも何て言っているのか分らなかった」けど一緒にいた農家のおばさんが「戦争が終わった」と教えてくれたのよ、って。終戦間際に父のお父さんが赤痢で亡くなり、あなた（私）をおばぁちゃまに預けて研一だけおぶって対馬まで葬式に行った時のこと。物資不足の折、帰りに鯛とみかんを貰って有難いのは確かだったけど、その時の研一をおぶっている重さは今でも覚えているわ。研一を捨てようか、鯛を捨てようか迷ったなんてとてもリアルに話しておりました。今、こんなに大事にしてくれる研一を捨ててしまったら・・・そう思うくらい研ちゃんって重かったのよ、ですって。終戦間際によく対馬まで行ったわねぇ、今じゃ飛行機で簡単に行けるのにちっとも行かないくせに、と私たちに責められても平然として昔を語っていました。老婆の語り部、それで先祖や亡き父を偲んでこの日を覚えたのでした。

三笠会館軽井沢店

軽井沢滞在中は一日の内ランチかディナーをレストランに行っているが、毎日となると選ぶのに困ってしまう。新しいレストランは観光客目当てで、たいていがっかりする。昨夜思い出して「三笠会館に行ってみましょう」ということになり、ちゃんと予約をして少しおしゃれをして行きました。老舗というのは元々軽井沢族を相手にしているレストランゆえ、来ている客筋が違うように感じられました。さりげなく”ﾌﾟｯﾁ”だったり”エルメス”だったり・・・テラス席に陣取り旧軽井沢の通行人を眺めていたが、数代続いた別荘族の品のよさは夫婦で、孫連れで歩いているだけで想像できてしまうのはこれいかに？どこが違うのでしょうか？数代前から軽井沢に別荘を構えている鳩山一族は音羽通りと言う名前まで残っています。音羽の森、昔皇太子殿下と正田美智子さんが出会ったとされるテニスコートも現存していますし・・・確か三笠会館の鳥の空揚げは籠に入っていたように思いますが、今では何の変哲もないお皿でサーブされました。昔、昔今入院している母の妹に一度だけ御馳走になったのは三笠会館の”鳥の空揚げ”だったわ、と皮肉とも懐かしむとも思える回想をしていました。91歳でも母の記憶力の凄さはわが母ながら感心してしまいます。三笠会館の空揚げ＝妹に御馳走になったと連想できるほどだったのでしょうね。私は妹に散々ご馳走しているので、私が呆けてしまったら何と言うか・・ボケないようがんばりましょう。

軽井沢で・・・

このところ時間単位で動き廻っていた私は老人二人とジョインした途端ペースが崩れそう。ゆっくり朝ごはん、今日なにするぅ、とサンディ毎日の人たち。軽井沢といえどもそう涼しいわけじゃないのです。朝晩はいくらか良いですが、昼間は東京と変わりない暑さです。東京から大移動した人たちがぞろぞろ旧軽井沢をソフトクリーム片手に歩いています。原宿と大差ない旧軽井沢は一昔前は本当にお金持ちそうな人がたくさんいましたが、今では表参道や原宿になっています。それでも連れているお犬さまは血統もよさそうな足の短いリボン付きが、お品のよさそうな奥様、旦那さまに連れられてお散歩している姿もみられます。外からみても元来の軽井沢族と新興軽井沢族は見分けがつきます。これからどこへいく？と聞いていた妹も母も気がついたらお昼寝してしまいました。私は昼間ほんの少しでも昼寝をすると夜眠れないという癖があるので、絶対に昼寝はしません。そういう私を彼らは余裕のない人生だと批判しますが、人生残り少なくなってきましたから。