軽井沢滞在中は一日の内ランチかディナーをレストランに行っているが、毎日となると選ぶのに困ってしまう。新しいレストランは観光客目当てで、たいていがっかりする。昨夜思い出して「三笠会館に行ってみましょう」ということになり、ちゃんと予約をして少しおしゃれをして行きました。老舗というのは元々軽井沢族を相手にしているレストランゆえ、来ている客筋が違うように感じられました。さりげなく”プッチ”だったり”エルメス”だったり・・・テラス席に陣取り旧軽井沢の通行人を眺めていたが、数代続いた別荘族の品のよさは夫婦で、孫連れで歩いているだけで想像できてしまうのはこれいかに?どこが違うのでしょうか?数代前から軽井沢に別荘を構えている鳩山一族は音羽通りと言う名前まで残っています。音羽の森、昔皇太子殿下と正田美智子さんが出会ったとされるテニスコートも現存していますし・・・確か三笠会館の鳥の空揚げは籠に入っていたように思いますが、今では何の変哲もないお皿でサーブされました。昔、昔今入院している母の妹に一度だけ御馳走になったのは三笠会館の”鳥の空揚げ”だったわ、と皮肉とも懐かしむとも思える回想をしていました。91歳でも母の記憶力の凄さはわが母ながら感心してしまいます。三笠会館の空揚げ=妹に御馳走になったと連想できるほどだったのでしょうね。私は妹に散々ご馳走しているので、私が呆けてしまったら何と言うか・・ボケないようがんばりましょう。
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