大前伶子のニューヨーク

コンサートと新会社のお披露目

グランド・ハイアットでチャリティ・コンサート。サクソフォンとピアノ、コロラトーラ・ソプラノの盛りだくさん。ピアノの有森博さんを聴くのは３回目だが、彼のピアノの確かさ、ロシアで修行した効果が聴くたびに腕を上げているなぁ。ジニーと母、妹の４人で軽い夕食を六本木ヒルズで。その後今日二つ目のパーティ、帝国ホテルに急ぐ。ビジネス社を卒業した岩崎旭さんが新しく出版社を立ち上げてお披露目のパーティー。さすがの私も二つの用事をこなすのは疲れました。一緒に仕事をした方がちらほら。岩崎さんは一般にビジネス書が多かったが、昨年の鈴木かつ子さんの本も手掛けていただいたので、何をさておいても駆けつけなくては・・・一昨年奥様を亡くされて、えらくしょげ返っていた彼を見ていた私は新しい会社を興していく決心をした岩崎さんにエールを送ります。

和田隆ジュエリー展

NYで活躍していらっしゃる和田隆さんの展示会が白金台のおしゃれなギャラリーで今日から開催された。オープニングにお招きを戴いていたので伺ったが、和田隆さんのアクセサリーは人気がある作品で素敵でした。お値段は多分高いので聞かなかったが、お客さまはお金持ちそうな方ばかり・・・先生はNYでジュエリーの教室をしていらっしゃるので、NYに駐在している支店長夫人たちが競って？お通いになっているらしい。場違いな私はご挨拶してすぐ失礼してきました。

お化けディズニーランド

シルク・ド・ソレイユの興行が始まったディズニー・ランド。新浦安の友人宅からの帰り、次の駅舞浜から乗り込んだ人の群れに驚いた。１０時半を回っていたが、まるで朝のラッシュアワーのようだ。ほとんどの人が大きなディズニーのショッピングバックを抱えて老いも若きもです。あんなところで買うものがあるのでしょうか。入場料も５，８００円？その上あの買い物。ご苦労様です。丁度良い気候ですものね。私は出来上がった頃に一度行ったきりですが、今でも人気があるのに驚きました。勿論好きな人がいるのであんなに混んでいるのでしょうけど、お疲れ様です。こんな時間まで連れ回して子供がぐったりしているのを見ると何だか可哀想。

相変わらず黒木節

３％の会、このセミナーは開所以来時間が取れれば参加している。今日は朝バナナダイエット本を出され９０万冊が売れてブームになっている提案者がいらして、面白いお話を伺った。まだ３１歳の若き創案者だ。黒木さんのグループは本当に面白い面々が集まる。その人達を食っているのが黒木安馬節だ。１）しかし・・・という言葉を使わない。しかしというより”なるほど”と言おう。２）だから・・・は”だからこそ”と言おう。３）書く・・・描く・・伝える。彼の説は明るい。打ち上げはユニマットの屋上レストランで中華料理のコースでした。３％の会価格で大サービスをしていただきました。

鶏肉もブランドですよ

築地の鳥藤さんへ寄ってから白楽へ。ここ鳥藤さんは全国の鶏肉が取り揃えられている貴重な店です。先日知った徳島の”阿波尾鳥”というのを買ってみた。これが美味しいの何の。食べる数時間前にとびっきりの上等な塩と粒胡椒を荒めにグラインドし、フライパンで焼くだけ。焼く時お皿を重石にしてしっかり皮ごと焦げ目がつくまで焼く。これをレモンだけで食べる。幸せな美味しさ。今日はほうれん草をソティーして付け合わせ。新しいブランド鳥を発見しました。母曰く「ここ六角橋の鳥やの鳥は水っぽくって食べられないのよ」とのこと。まだまだ味にはうるさい母ですが、こうして３人で勝手な話題で食卓を囲むのは幸せなことです。

そうよ・・・なんでこんにゃくゼリーなのよ

マンナンライフのこんにゃくゼリー・・・特に好きなわけではなかったが、ダイエットを続けている私としては口寂しい時に便利な食べ物でした。それが、暗い声で「こんにゃくゼリーは製造を中止します。今あるものもお子様やお年寄りは小さく切って食べてください」と言っているではないか。毎年暮れからお正月にかけてお餅を咽喉に詰まらせて死ぬ人がいるのにお餅の製造中止とは決してない。何だかこんなこと、各自で気をつけるのが当たり前じゃないでしょうか。こんにゃくのゼリーなんて凄い発明だったのに・・・こんにゃくは毎日食べるのは至難の業ですが、ゼリーだったらおやつ感覚で食べられたのに。この国は何だか幼稚な国ですねぇ。マスコミも一方的な報道しかできないし、お餅はどうするのでしょうか。暮れになったら暗い声で「お餅は死なないように食べてください」なんてコマーシャルがながれたりして。

写真はかつ子ホテルの近くカーネギー・デリカテッセンのパストラミのサンドイッチです。こんなサンドイッチを食べていたらこんにゃく・ゼリーで死ぬより恐ろしいデブになりそうです。ただ、このパストラミに間にここ特製のマスタードを付けて食べると物凄く美味しいです。

ツキを呼ぶ「トイレ掃除」

先日新橋のコロネット社に行った折、会長からマキノ出版の「ツキを呼ぶトイレ掃除」のムック誌を戴いた。トイレを掃除するだけで人生がガラリと好転！！というキャプションに釣られて読んでしまった。磨けば磨くほどお金が舞い込む、というのは眉唾だと思うが、ウンのツキというトイレを掃除するのに文句はない。毎日掃除するのは和田アキ子さんや星野仙一さん、ビート・たけしさんなど有名人は下積みの時からの習慣でトイレ掃除は毎日！？？だと書いてあった。私もトイレ掃除は結構念入りにしているが、それでも毎日ではないので、これからは心がけてお掃除するようにしましょう。先日妹が「おねえちゃま、泉ピン子って１０数キロ目方を落としたのですって、テレビクルーが彼女の家に行って秤に乗るシーンがあったのだけど、彼女は髪を染めている最中、サランラップで髪を巻き、その秤の上に髪の毛の長いのが２本乗っているのよ」って。「私も人のこと言えないけど、余りきれい好きとは見えないけど、やっぱりだらしない人なのね」ですって。人の振り見て我が振り直せ・・・昔の人の言葉は含蓄があります。黄金のトイレを持つ発明王かの有名なドクター・中松さんが「トイレをきれいに出来る人は必ず運が開ける」・・・トイレ掃除は”発明の泉”だそうです。私はレストランやお料理やに行ってトイレがきれいだったら、何となく安心できます。反対にトイレが乱雑だったり、ダンボールが積んであったりすると、どんなに美味しいお料理もX（ばつ）になります。

三国連太郎さん

昼間何気なくテレビを観ていたら、対談番組で三国連太郎さんがインタビューに答えていた。釣りバカ日誌の最終回に出演され、今週土曜日が封切りだそうだ。お馴染みの西田敏行さん主演のこの映画はテレビで何回か放送されているからお馴染みだ。特にフライトの中などはこの釣りバカ日誌とトラさんシリーズは時間をつぶすのに格好の見もの。私は店を経営している時、この釣りバカ日誌の監督であった栗山富夫さんからお誘いを受けて初日の舞台挨拶に招待されたことがあった。その時の印象、西田敏行さんはあのまま、まったく地で演じているのでは？という感じでした。夏八木勲さんが助演ではあったが、すごく素敵だった。三国連太郎さんは凄い俳優さんなのに、気さくで、初日の挨拶が終わった後、松竹の小部屋で軽いお茶の会が催されたおり、ほとんどの人がタバコを吸っていたので、部屋はもうもうの煙でした。私と夏八木さんがタバコを吸わなかったので、我慢してその場にいたら、三国連太郎さんが「ほら、タバコを吸わない人がいるのだから窓をあけよう」とご自分で立って行って窓を開けてくださった。その折優しい方なのだなぁ、と感動したことがあった。そういえば、ご子息の佐藤浩市さんと浜松町のモノレールで前に座っておられるのを見て、「何て素敵なんだろう」と見入ったこともあった。お一人で羽田まで乗っておられたが、釘付けになるほど”いい男”でした。若い頃の三国連太郎さんの写真が出ていましたが、佐藤浩市さんはそっくりでした。生で見たら卒倒しそうに素敵ですよ。

出過ぎる杭は打ちにくい・・黒木安馬さん

以前に頂いた黒木さんの本に面白いことが書いてあった。忙しい忙しいと口癖のように言っている者に限って仕事が出来ない人が多いものだ。それは何から手掛ければいいのか分からなくて、大変だ、大変だと心がパニくっているのだけで、心が整理出来ていないだけなのだ。だから「心を亡くす＝忙＝忘」となる。忙しいと思い込んで冷静な自分を失い，自己を忘れて心を滅ぼす。己のはやる心を制する本来のセルフ・マインド・コントロールさえ出来ていれば、時間はいくらでも有るし有効に使える。時間を厳守する人は、自分に厳しい証拠であり、当然仕事も出来る。「忙・忘」に心を惑わされずに自己を上手く制御できている人なのだ。自分を見失って自己管理も十分に出来ない人間が成功するわけがない。と・・・同感です。黒木安馬さんは３％の会を主催している元JALのチーフ・パーサーだった方。彼の書いた本は納得、時々読み直すと新たに発見がある。普段お会いすると駄洒落が多く、ストップをかけてしまいますが。

jazz 6 pianos

これだけピアノが並ぶと「これ何？」と思われるのでは？久しぶりに小原孝さんのコンサートへ伺った。佐山雅弘、小原孝、国府弘子、塩谷哲、島健、山下洋輔の６人の競演だった。ボレロやガーシュインのラプソディーｲﾝブルーなどお馴染みのジャズ。一人づつでも充分人気があるピアニストたちが６人集まってゴージャスなコンサートだった。BOND大学の在校生３人とﾗﾝﾁをしてからサントリーﾎｰﾙへ。サントリーﾎｰﾙのバックステージで拝見したが、皆さんの指が一目で見られて楽しかった。６人の中でも私は小原さんの音を聴きわけられます。相変わらず華麗な演奏でした。