今から1300年ほど前(そうとう前で恐縮)奈良の都から富山県高岡市(当時の越中の国)に転勤をさせられた大伴家持の思い出!!この大伴家持という人は大層女性にもてたらしい。10年ほど前に富山県に旅行した折、高岡にある「からくり人形館」に案内してもらった。そのとき、忘れられない人形があり、この美術館の売りは前に立つと人形が落ち着いた声で当時の万葉集を語ってくれるのだ。遠く離れた越の国に5年住み、奈良の都を想っていたが、転勤で都に帰ることになったが、惜しい気がする、と詠っていた。さしずめ商社に入り海外勤務でアフリカのアジスアベバに駐在しているが、何時本社に帰れるのか?自分は忘れられしまったのではないか、と人事、転勤時になると心配する人に似ているのでは?大伴家持とて早く帰りたいと奈良の都ばかり想っていたが、いざ帰るとなると、親しくなった女性も?とにかく女性に持てた人だったらしいから。何時の世も人間の気持ちは同じなのだなぁ。ちなみに彼の名前は「おおとものやかもち」と読みます。
大友家持さんは「百人一首」でも多くの詩を詠っている方ですよね?下記、ネットから大友家持さんの詠ですが、仰る通り、都で待つ妻を想う詠や、恋人も沢山いてモテモテのようでした。
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/nineteen/m4185.html
「よみ: あしひきの、山桜花(やまさくらばな)、一目だに、君とし見てば、我(あ)れ恋ひめやも」
上記は、大友家持さんが、体調が悪い時、恋人が送った「返歌」といっています。
大昔の恋・源氏物語しかり・・・今で云う、プレイボーイのお話。「気」が多いだけのお話ですが、舞台になるのが朝廷など、地位や権力を持つ、セレブの世界。今も世界中のセレブの楽しみは「恋愛」。そのために、スターや大富豪は、パパラッチに追いかけられます。
今でも非業な事故死を遂げた、イギリスの元・王妃・ダイアナ妃は、超富豪氏との再婚目前に、パパラッチに追いかけられ、殺されたようなもの。
写真一つ撮っても、スターは、美男美女で景色は、とてもキレイ、大富豪は豪華さや地位や権力で庶民は「ふーん」とか「うっとり」とか、自分にも、こういう事って起きないかなーとか、様々な模様ですね。ボランティア情報一つも、何故か華やかに見えます。実際は意外とわかりません。
人間に大切なのは、地位・権力・お金ばかりではなく・・・「心&魂」が高められたセレブ。でも、これって残念ながら見えない、聞こえない・・・のです。見てみよう!聞いてみよう!精神は必要かも。
今日も、精進!精進!(-。-)y-゜゜゜(@_@。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
投稿情報: YZ | 2009年1 月22日 (木) 23:28
久しぶり高岡の話題が書かれて懐かしく読ましていただきました。実は高岡には約8年転勤で住んでいました。
その間東京、大阪より来たお客様に大伴家持の万葉博物館、前田家の瑞龍寺等連れて行き高岡のよさをPRしました。
今年「高岡開町400年」とのことですが建築業界の低迷(サッシメーカーが多い)等で今ひとつ盛り上がっていないようです。大前さんのブログが高岡のPRに役立てばと思っています。
投稿情報: tak-kama | 2009年1 月27日 (火) 12:17