みぞれのような雨が降る箱根彫刻の森美術館で行われていた、アーツJクラフツ展2008の最終日、表彰式が行われた。この開催に際してNYビーズの本を手掛けた時からのご縁で、毎年審査員やプレゼンターなどに招かれる。5年ほど前にNYビーズを発掘して、日本に持ち込み、それ以来ブームになり、今回の展覧会は厚生大臣奨励賞(話題の升添要一大臣名)に輝いた方までいらした。ビーズ、押し花、染織、パッチワーク、人形、ラッピング部門など、彫刻の森で展示されていた。その後、主催者のご好意で彫刻の森倶楽部に一泊した。この倶楽部はフジサンケイ系の宿泊施設でお料理も本格的な会席料理だった。温泉と広々した素敵なお部屋で、外は寒かったが帰りの伊豆箱根鉄道の窓から見える墨絵のような山並みを楽しみながら帰ってきた。小田急ロマンスカーは一人で乗ってもちっともロマンチックではありませんでした。それにしても展示されていた作品は趣味の段階を超えて、芸術の域に達しているものばかりでした。
最近のコメント