« 2008年1 月 | メイン | 2008年3 月 »
数ヶ月前に年賀葉書が再生紙の含有量が少ないと、各製紙会社の偉いさんが謝っていた。エコって言えば何でも通るという政府の安易な考えが嫌い。勿論レジ袋など自分で持っていくのはいいですよ。今日も高島屋の地下で食料品を買ったが、帰ってきて袋の多いのに閉口した。何度も袋は一枚で良いですよ、と言っても生ものなどは何重にもビニールで包む。エコを叫んでいても、どれだけ効果があるのか、初めに書いた年賀葉書も新年に出すものだから、新しい紙を使っても良いのじゃ。先日読んだ酒井順子さんのエッセイもこのエコばやりに苦言を書いていた。エコバックを何処の店も作成して名前入りの、例えば紀伊国屋のは先駆けだが、優れものだ。これに続くエコバックは大量に死蔵されていて、私も何枚も持っているが、ほとんど使っていない。これこそエコに反するのでは?銀座和光の近くにアニア・ハインドマーチという英国のバックやさんのエコバックは究極だったようだ。私は知らずに自転車を飛ばしてその店の前を通り掛かった時、”何事”???と言うくらい並んでいて、それを取材陣が取り囲み、大層なエコバック争奪戦が繰り広げられていた。その後、そのアニア・ハインドマーチというエコバックを持っている人を見かけないので、多分クローゼットの肥やしになっているのでしょうね。ネットで何倍にもなっているという噂でしたが、エコ、エコといえば善行気分になるのでしょうね。エコとあえて言わなくても、自分の心で物を大事にして人様に迷惑を掛けない生活を心がけています。
いま使っているベットはドイツ製でかれこれ30年ほど使用した。先日から少しガタがきていて、買い換えないとと思っていた。先日来家具やで品定めをしていたが、ジニーに相談したら、ベットはシモンズよとお墨付きを。今回買ったら死ぬまで使用するのだから、マットレスの良いものにしたい。いま使っているベットはセミダブルで跳ね上げ式。狭いアパート故このスペースは貴重な存在だった。ダブルマットレスにするとこのスペースが無くなるので、ここに入っているクッションや季節外の掛け布団などを何処に入れるか。今日半日部屋のクローゼットと格闘した。何とか収納できたので、気持ちが良い。夕方娘がアメリカから帰国し、私が好きなマガジンDecor,Metroporitan Home,Verandaを買ってきてくれたが(毎月買ってきてくれる)「ママ、こんなすごい部屋ばかり出ているのに、この部屋で何か参考になるの?」と憎らしいこと言うが、狭いながらもアイディアは頂戴したい。このようなマガジンをめくっているだけでも、気持ちが豊かになる。今月の特集はThe Most Beautiful Rooms です。
聖路加のプールに行く時は、たいてい夕方6時ごろ夕食を食べる。その後歯を磨いて行くので、以後絶対に食べ物を口にしないと決めている。たまに仲間と話が出来上がり、帰りにちょっと1杯ということも稀にあるが、今の時期は寒いのでまっすぐ帰宅する。その6時ごろ一人で食事をする時テレビを付けているのだが・・・・これが夕食の話題か!!この所、この時間に放送されるのはホームレス、ごみ屋敷、片付けられない症候群の女性。見たくないよ、とチャンネルを変えると、ここでもまた同じ話題。プロディユーサーはこんな汚い話題が好きなんだ。それも夕食時ですよ。片付けられない女性なんて捜してきて、アナウンサーが持ち上げているのですよ。世の若者はバカだから、あんなに汚い家に住んでいても、テレビで取り上げているから、いいんだとでも思うのだろうか。もう少しきれいな話題をお願いしますよ。そう、見なければいいのですよね、消せば。豪邸を見たいわけではないのです。せっかく夕食時なので、美しい景色とか、暖かい話題はないのでしょうか。感覚が麻痺してきて、刺激がないと見てもらえないとでも思っているのでしょうね。それから民放の女子アナウンサーの声は一オクターブ位い下げて頂きたい。自分が興奮して話すので、知らず知らずに声が高くなっているのですが、せめてニュースを読む時くらい気をつけましょうね。
彼女は私より少なくとも年上だが、3週間前に東京にいたのにその後NYに帰って、また今日東京に現れた。彼女は中央区に戸籍謄本を登録しているので、来るたびに区役所に出向く。彼女は新しい日付けの戸籍謄本を持っているのが、趣味のような人。NYの領事館はたいそう不親切だそうだ。常に新しい謄本を持っていないと落ち着かないらしい。それも、これも例の911事件の時、大企業の駐在員は手厚くお見舞いがあったが、一般の人は知らん顔だったそうだ。それ故、彼女は日本人としてもう成人した6人息子と孫、自分の戸籍謄本を常に持ち歩くのが習慣になっているようだ。これほど区役所が好きな人も珍しい。たいてい待ち合わせは区役所の謄本配布の窓口だ。自分の身は自分で守らなくてはね、と。私はそんなに日本の謄本がご利益があるとは思えないのですが。ちなみに彼女はNYに住んで45年以上になります。まだアメリカ人にならずに日本人でいますが、選挙が出来ないだけで、別に不便なことはないそうです。今回は迷うが一度アメリカで選挙してみたいと私は思っています。だからと言って特にヒラリーびいきでもなくオバマを応援しているわけでもないのですが。裕子さんももし今のNY市長ブルンバーグさんが出馬したら、彼を応援すると言っていました。ブルンバーグさんは市長として大変功績があり、人気もあるそうです。
週に数回会っているセッチャンがぎっくり腰と風邪でダウンしてから、6日余り。今日いくらか良くなったので、と電話があったので、見舞いがてら顔を見に行った。思いの外元気そうだったので良かった、と一安心。お互いに淋しかったわねぇと積もる話に花が咲き、あっという間に夜になってしまった。セッチャンパパと3人で夕食を食べに・・彼女もしばらく外に出ていないので、気分転換で門前仲町のフレンチレストランへ。下町に珍しいフレンチ・レストランは品数が少ないが、オニオンスープは美味しかった。小さなパンの一切れが90円という値段がついているのも笑ってしまった。私達が新しいレストランに行くとどうしても評論家になってしまう。いつも市場調査の姿勢で料理やウエイター、値段をみてしまうが、これもお勉強ですな。
電車の中の吊り広告によると、2月26日からのはずが、元町はもうチャーミング・セールが始まっていている。母と妹と私の土曜日トリオはチャーミング・セール目掛けて出かけた。昔から横浜元町は大好きな街だったが、この頃は大手店舗が入ってきて、他のショッピングタウンとそう違いはない。しかし、元町だけある、また昔から元町にしかない店もある。母はショッピングに行くと必ず買う!冬物を手にしたので、「おかぁちゃま、来年もしかしたら生きていないかもよ」ってな残酷なことを言っても、「あら、そうだったわねぇ」と聞き流し、来年用冬物を止めて、春に着られるようなブラウスを買っていた。その後宝石やに入って行くので、「何が欲しいの?」と聞いたら、「ピアスの良いのが欲しいのよ」ですって。私と妹は目で合図して、欲しいものが有ったら買ったらいいのよ、と思った。まだ、欲しいものがあるのが、長生きのコツでしょうね。その後レースの近澤に行って写真の春らしいテーブル・クロスを買いました。これも母が買ってくれました。私達は何かと言うと平気で母におねだりしてしまうが、それも、これも母が元気でいてくれるからです。久しぶりの元町3人で楽しみました。その後いつものように東白楽の銭湯「徳の湯」に行き、大風の中普段の土曜日のお勤めが終わりました。
また、山本文朗アナウンサーのお話で恐縮ですが、先日「徹子の部屋」を偶然みていた。山本文朗さんがゲストで、例の再婚話に・・・・97歳のお母様がご存命で、今回の再婚をたいそう喜んで「あなたの最後を看取ってくれる人がいてよかった」と言ってくれたそうだ。彼はお父様を原爆で亡くして、その後再婚されたが、その継父もなくなったが、お母様は元気でいらっしゃるそうだ。彼と今回のお嫁さんの父親と2歳しか違わない。再婚相手の子供が今5年生で、彼が20歳になるまで頑張って生きようと決心したそうだ。最近電車に乗っていると「あの人よ、再婚しちゃった人」と言われるが、前向きに歩いていくと語っていた。人間一人では生きられないですからねぇ、としみじみ。そうです、友達をたくさん作って、残る人生大いに楽しみましょうよ。年なんてどうでも良いのです。昨日は72歳の女詐欺師のブログでしたが。
ヒヤシンスが咲き始めました。とても良い香りが部屋を満たしております。今日夕方のニュースで72歳の女が27人の男性をだまして1億円を詐欺したとの報道。大手の結婚相談所だと身元調査が厳しいので、小規模のところへ登録し、本当の年より7歳さばをよんで申告していたらしい。被害者も一都10県に及んでいた。勿論離婚していたが、彼女のEX旦那は公務員だったそうで、近所の人たちは地道な専業主婦していましたよ、とのこと。7歳ごまかすというと65歳ですか・・・それにしても淋しい男性が多いということですね。見合い相手に”土地その他お金がある人”が条件だったって。お金持ちはOK,ケチなひとはだめ、見合い後家を見せるように迫ったらしい。その上で彼女もお金持ちを装う。不動産税を支払わなくてはいけないので、とお金を出させる。それも100万円位が目標らしいが、1億だまして27人だと平均370万円じゃないですか。お金を持って淋しい人が多いのか、その彼女がいかに年齢より若く見えると言ってもねぇ。お付き合いしてすぐお金を貸してなんて言う人に「へい、へい」と出すのでしょうか。ずいぶん昔の写真がテレビで写っていましたが、何年前の???と言う感じでした。72歳賞味期限切れだと思うのです。ヒヤシンスは花はともかく香りには華があります。
がんセンターの研究者、田矢先生(博士)がシンガポールに行ってしまうとのこと。田矢先生とその仲間?!つまり私が経営していた「日和」の元お客様が田矢先生の送別会をしましょう、と集まった。我が家に7人(定員いっぱい)男性ばかりのお客様はめずらしい。セッチャンがぎっくり腰でこられなくなり、その後遅くなって女性一人が参加、皆さん濃い個性。NYの寛さん、セッチャンのだんな様、京都の着物綺羅の前田さん、今回鈴木かつ子さんの本を出版してくださった出版社の社長さん。これだけ個性的な方々を拝見すると、日和を経営していた時を思い出した。男性客が大半だった店だが、私の腕は鈍っていないんだ、なんて妙に自信が出てきた。いい仲間に囲まれて、幸せ。それにしても田矢先生が海外にいらっしゃるのは頭脳流出の最たるもの。田矢先生とは私が店を出して一週間ほどでフリーで入ってこられて、その後ずーーーとお付き合い願っている。その先生がシンガポールに行ってしまうのは淋しい。彼に助けられた店のお客さんが田矢先生ファンになり、かれこれ14年くらいになる。「日和会」のメンバーは濃すぎて、中々普通の人は入りきれないのが現状です。田矢先生のご活躍を期待しています。癌が不治の病と言われない日がくるのでしょうか、先生がんばって研究してください。
写真左の方が田矢先生
最近のコメント