「鳩居堂の日本のしきたり、豆知識」という本が銀座三越地下から日比谷線に繋がる階段の途中に広告が出ていました。足を止めて・・・・時間があるとき買おうと思いながらいつも前を通っているのに忘れていました。創業350年の老舗、日本の変わらぬ心、常識を見直そうと買ってきました。日本一高い地面に上品に文房具を売っているこの店はいつも香の香りがする。明治13年京都から東京に都が移った時東京店が開業した。宮中に御用を収めるためだったそうだ。私は喪の時不祝儀の封筒は必ずここで買います。お願いすると無料で筆で名前を書いてくれます。書きなれた、こなれた字です。この本は読み出したら切がない、へぇ~~~という常識、非常識が一目瞭然。こういう本が家に一冊あるというのも良いものです。お見舞い、中元、歳暮、礼状、弔辞、香典、叙勲(絶対にもらえないけど)七五三、香を炊くじゃなくて香を聞くというらしい。婚家へのみやげ(これも用がない)しかし面白い。
最近のコメント