不思議な講演会（大前研一）

何と！！４０００人の聴衆、しかも若い、着飾っている、男性もほとんど背広、中にはシルバーの式服、あり、ありの２０代とおぼしい会場は熱気であふれていました。私たち５人は何だか場違いな感じ、ココが大前の講演会場？？と納得できずに時を待っていました。この人達”大前研一”が来ると知らされていない、との主催者の話。そうでしょう、何処か昔のジュリアナ・トウキョウに迷い込んだ感あり。女性は特に透けたドレス着用、髪の毛には羽、大前の秘書さんは心配顔。途中で大前の携帯に会場の風景を送る有様。「驚いて帰ってしまうのでは？」と。ところが・・・始まりました・・・スモークと電光でまるでアイドルが出てくるのでは？と思う演出。司会者が「今日の講演者は・・・早稲田大学理工学部卒、東京工業大学院、ﾏｻｯﾁｭｾｯﾂ工科大学・・・日立製作所、マッキンゼー＆ＣＯ．と」そこでうわ～～～～～とみんな立ち上がりました、そうです４０００人が。私たち５人はあっけにとられて座ったまま。それからじゃん、じゃん、じゃんと大前が舞台に現れるとヒューーーというかヒャーーーーというか、総立ちの聴衆に大前もまんざらではない顔で片手を上げて階段を軽やかに？（そう、宝塚の男役が出てくるように）マイクの前に立った時は最高潮でした。私もあんな講演会初めてだったので、どうなるか本当に不安でしたが、講演慣れしている彼は若者向けに話を変えて（これは帰りの車の中で聞いた）８０分すごく楽しく聴きました。ところが・・・途中も大いに盛り上がって拍手あり、うお～～～という声あり、リアクションの凄さにおばさんは驚いてたじろいでいました。終わってから楽屋で会いましたが、大前の接待掛かりの８人ほどきれいどころが「大前先生ステキ」なんて言われながら、にやけている時私たちが楽屋に到着した。帰りに彼の車に乗って一緒に帰りましたが、その道中「あの連中どういう人たちなの？」彼らがこれからの日本を背負うのだから私「そうよ、ＢＢＴ大学や大学院が必要なのよ」と。どうやって４０００人集めたのだろうね、とか、まさか宗教じゃないよね、とか。もっぱら聴衆の反応を話し合いました。それにしても凄かった。あの状態は見た人でないと伝わらないかも。私はまだ興奮しています。

 写真真ん中の女性群みたいな人ばかりでした。３枚目の写真は講演会が始まる前まだ静かに始まるのを待っている時。この人達が大興奮するのですが・・・・会場は幕張メッセでした。