NY陶芸コンテストの14回目、昨年は欠席された大樋年雄先生が石川県から参加してくださいました。大樋先生は華があるから盛り上がります。英語でのスピーチもチャーミングでとても素敵です。14回目というのは凄いことなのだそうです。アメリカの統計で一組の結婚年数が平均7年だそうですからその倍になるって奇跡です。来年は15回目なので、大きなイベントにしたいと役員一同張り切って打ち合わせしました。真ん中の作品が優勝したものです。使用する陶器ではなく置きものですが、とても精巧にできていて文句なしの作品でした。キューレーターもメトロポリタンミュージアムの方たちが5名で選んだものです。
ところで・・・今回岸恵子さんがお書きになった”小説わりなき恋”(まだ読んでいませんが)パリ線のファーストクラスで出会った人・・・・私も隣にどんな人が座るか楽しみにしていましたが、行は女性でした。その女性今でも判らないのですが、まだ飛び立つ前から羊羹をバナナをむくように銀紙を剥いで、かぶりつき、その後ポッキー、キット・カット、バナナ、と立て続けに甘いものを食べていました。その上機内で出る食事も全部食べて。それでいてとても細い女性でした。行のフライトはがっかり。帰りのフライトはお隣さん日本語を学んでいるらしく、何度も自分の発音で良いのか???と質問攻めでした。ただ、昔私が住んでいたニュー・ロッシェルの2駅先のママロネック住んでいるらしく、娘が通った小学校ジェファーソンだという事が判りご近所話に花がさきましたが、わりなきまでは行き着きませんでした。フライトで出会ってなんて奇跡ですよぉ。ま、小説だからね。アメリカ人の中にも日本びいきがたくさんいることが判りました。ローカルな話、MITSUWAというスーパーや大道という日本食やの話で盛り上がりました。本当に日本食が好きらしく、何としてもお箸で機内食を食べようとぶきっちょに抓んでいました。フォークがあるのに何も無理しなくても良いのに。彼は2週間北海道から九州まで旅をすると言っていました。まだ旅を続けていると思いますよ。お箸を使って得意になっているでしょう。わりなき恋は成就せず!!
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