ボンマルシェは開業以来築地交差点にある便利なところなので何かにつけて”贔屓”にしている。何といっても大前が昔からシェフの薄さんを”可愛がって”いるので。薄さんは貫禄のある体躯なので、もう家庭も持っていた風情で大前も「なんだ、まだ独身だったの??」と言ったくらい、落ち着いた彼でした。ここ半年くらい前にシャーンさんを紹介されて、結婚します、とのことでしたが、シャーンさんはお父様が日本人おかぁ様がイギリス人、スタイルもすらーーーとして薄さんの半分くらい。築地の丸山海苔店の社長丸山さんに可愛がられ、ボンマルシェのシェフ兼共栄会の役員も仰せつかっている。
シャーンさんがカトリックだそうで、築地カトリック教会で式を挙げられた。カトリックと新教はキリスト教といっても何だかとても違うような感じでした。勿論讃美歌も違うし、いつも銀座教会で礼拝に出ている私は戸惑うことが多々ありました。主の祈りも同じことを言っているのに言い回しが変でした。この教会は古い伝統のある教会とのこと。普段自転車でよく通過しているのにここに教会があるのは知りませんでした。
その後場所を移して薄さんがこだわったレストランウエディング。Algento Tatsuji Aso での披露宴。ここの料理はさすがに凄かった。アンティパスト(前菜)7品目、こだわりにこだわったきれいな、そして美味しい、王道をいっていました。からすみのスパゲッティ、甘鯛のソテー、熟成和牛の炭火焼き、パイナップルのシャーベット、等々凝りに凝った料理の数々でした。考えてみると今ホテルの料理はある程度工場で作ったものが多いが、こうして料理人の顔が見える料理は脈々と勉強しているシェフがいて、感動しました。丸山海苔店の社長と同席しましたが、彼も素晴らし料理だと絶賛していました。薄さんが拘った理由が分かりました。
二次会は彼の店ボンマルシェで若い人100人以上?で年代もののワインを次々に開けて、盛り上がっていましたが、私たち披露宴に出たものはもう飲むことも食べることも出来ないほどお腹いっぱいでした。シャーンさんが立教の卒業生とのことで、立教関係の方が多く、披露宴は立教の理事長さんがお隣の席でしたが、気さくなとても素敵な方でした。
朝10時から夜まで一日ハイヒールで・・・ただ、途中家に帰って二次会はラフな服に着替えて出ました。
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