沖縄の歌手今井絵理子さんがワシントンにあるギャローテッド大学を訪問する番組を偶然観ました。BSプレミアム8時からで、この大学は聾唖の人のための大学だそうです。今井さんの息子さんは生まれながらの聾で、彼女は何とかして息子の行く末をと考えていらっしゃるようで、この大学の学生が「ワールド・ザッパーズ」というダンスのチームが名手で、その練習風景を彼女も参加しての番組だった。彼女は時々息子を想って涙ぐんでいましたが、こんなに素敵な学校があるのは力強い気がしました。私も拝見していて、何度も涙がてしまいました。アメリカの手話と日本の手話は多少違いますが、心は同じです。今井さんの息子さんはまだ5歳だそうですが、こういう学校があるのは心強いと感じました。私もNYに住んでいるとき、鳥取の盲学校の方のお世話をする機会があり、その折、ボストンのヘレンケラー財団の仕事をさせていただきました。ボストンにある学校、NYにあるヘレンケラーセンターでのトレーニング施設、ワシントンではヘレンケラーのお墓参りと盛りだくさんのスケジュールを感慨をもってさせて頂いたことを思い出しました。アメリカは健常者にはエネルギーがいるところですが、障がい者にとってどこまでも優しい、凄い国です。
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