あの日・・・3月11日この世の終わりかと思ったほどの衝撃でしたが、それでも日時がたち、人々に復興の兆しが見えたかに感じることもある。絶望の世界からわずかに光が差し込む・・・芸能人、スポーツ界、俳優、その他立ち上がるための募金活動が活発化して、海外でも日本のために祈ってくれる。先日NYで小野洋子さんが音楽を通して日本に活力をとコンサートを開いていた。ニューヨークで911が起きたとき、あなたがもし神だったら911を起こしましたか?という質問をしていた10年前を思い出して、あの時の惨状を思い出すと、ニューヨークが再び復活するなんて想像できませんでした。しかし、着実に今や復活し、あの時より元気なニューヨークになってきています。世界が一つになった感ありの東日本震災や津波、何十年たったら・・・あの若者がおばぁさんになったらその子孫に話して聞かせよう。日本が一つになったよ、と。絶望の世界から光が差し込む、そして生きたいと。あの震災の時あるファミリー・レストランの店員が言っていました。「あの日、地震に驚いてみんな食い逃げだった、でも落ち着いたらあの時のお金を支払いにきてくれたんだ」って。何だか涙ぐんでしまいました。
この美談は少し怖いように感じます。日本人の国民性でしょうか。余りにも東北の人たちの協調性がマスコミから伝えられていますが、なんだか国民全体が牽制しあって、戦時中のような気がします。欲しがりません勝つまでは、とか月月火水木金金みたいな、気持ちが悪いあのACの広告も。あんなこと強制されなくても日本、日本、日本と叫ばなくても、サッカーの中継のように叫んでいると白けてしまう。あの津波の恐ろしい映像を見ると私達日本人は消費税を上げてもいいよと思ったりしてしまう。
4選を果たした石原慎太郎、私は何とか阻止したかったが、これで4年間またあの人の雑な言葉を聴かなくてはいけないのですね。ただ、今日久しぶりに彼が良いことを言っていました。「今更従来の石炭や石油に頼る電気には戻れないのだから、東京としても考えなくては・・」築地移転がきまっている豊洲に原子力発電所を作ったらいいのに。これは私の考えです。東京都民の電気は東京に作る、文句がいえません。築地は今のままで十分です。あんなにこだわっていた豊洲ですから、絶対安全な原子力発電所を作ったらいいのです。先日の地震でメルトしていましたが、彼が大好きな場所のようですから、責任をもって東京都が使用する電気は東京にあるべきです。みんなで安全をチェックしたらいいのです。福島の人たちに私たちの贅沢な思いを押し付けていたので反省の意味があります。
ついでに言わせてください。今回被災した太平洋側の4県、思い切って道州制にしてピカピカの州にしたらと思います。これは大前が道州制を言っていた県単位でなく東北地方を縦に太平洋側と日本海側にしたらいかがでしょうか?青森は同じ青森でも太平洋側と日本海側とは反目し合っています。空港も喧嘩していますし、気質も違います。どちらかというと岩手との方が仲がいい?らしい。地震と津波で被害を受けた人たちで州になって日本の先駆者として州単位で頑張ってほしいと思います。
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