普段毎日のように通っている銀座、但し用事があるとこだけ駆け抜ける、ゆっくり銀ブラなんてしていませんが、写真は私が行っている美容院の窓から撮った写真です。昼ごろでした。銀座三越が増床して早1か月余り、三越の紙袋を持って歩いている人を見かけないのですが、ハンドバックに入る宝石でも買っているのでしょうか。昨日待ち合せ前、夕方6時ごろ館内を30分ほど歩いてみましたが、ハンドバック売り場は閑散としていました。たぶんレストランは大変混んでいると聞いていますので、ただ、私はデパートで食堂に入る趣味がないのです。せっかく銀座はレストランの宝庫、吟味した店が好きです。多少高くても後悔しないことが大事ですから。後悔する位なら家でトーストでも食べた方がマシです。
昨日松屋デパートで開催されている与 勇輝展を観に行きました。最終日で駆け込み入場でしたが、お人形でここまで感動させてくれるなんて。与さんという人形作家は昭和14年生まれらしい「昭和」という響きが遠のいているのを憂いて戦後から現代まで子供、大人、年寄、の表情を余すことなく人形に託して、被災しながら逞しく生きる子供の姿には例え人形でも目頭が熱くなりました。私たちが小学生だった頃こんな恰好をしていた、そういえば上野の地下道に靴磨きの男の子がいた、なんて辛いけど、事実でした。110点の作品もっとゆっくり拝見したかった。後悔しましたが、河口湖畔に彼の美術館があるようで、一度訪ねてみたいと思いました。
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