「プリティ・ウマン」で脚光を浴びたジュリア・ロバーツは1990年のことでした。今日観た「食べて、祈って、恋をして」はその女優さんの20年後の姿でした。オードリー・ヘップパーンの再来と言われてリチャード・ギアの心を掴むチャーミングな女性を演じていた時から20年余り、時は気の毒に変化していました。もっともNYのキャリア編集長が人生に行き詰って、イタリアとインド、バリと旅をするストーリーですから、旅行映画かグルメ映画と言われても仕方がない。祈りは時として新興宗教がかっているし、恋もお手軽だし・・・ただ、字幕スーパーがとても安定していたので楽しめました。最近ではあまりみなくなったあの戸田奈津子さんでした。やはりこの字幕スーパーが大事ですね。
夕方つくばのギャラリー「彩花」に行きました。彼女の妹さんが先日亡くなったのでそのお悔みです。来年も彼女と二人でNY行が決まっているので、今度はフロリダのキー・ウエストへ行きましょうと計画をたてています。二人とも一度は行った所ですが、また女性同士で行くのもおつなもの。フロリダまで飛行機で、そこからレンタカーで8時間ほど、アメリカの最南端キーウエストに着きます。島々に橋がかかっていますが、得も言えぬ景色でした。ヘミングウェイの「老人と海」で有名な場所で、彼が住んでいた家もあり、そのころからの猫がうようよ寝そべっていました。ヘミングウエイが時として訪づれたバーもそのままの姿でありました。あの景色はもう一度見ておきたいと二人の一致した意見です。
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