中国人の食に関する貪欲さはこうしてマーケットへ行くと理解できる。昔笑い話に”中国人は4つ足のものは椅子以外は何でも食材になる”と言われていたが、そこまで貪に貪欲ということでしょう。ここのマーケットには生きた蛙、蛇、鳩、蟹、は勿論何でも売っていた。案内をしてくれた王さんの会社のキャロルはおかぁさんが料理好きだそうで、良く材料を知っていて、若いのにえらいなぁ、「それでお休みの日は作るの?」と聞いてみた。「今は万博で忙しいからほどんど作らない」とのお返事。彼女は奥さんだからたまには作っているのでしょう。
ニュースでみていたパジャマで外を歩かないようにとのおふれがでたそうですが、”何度か”見ました”パジャマで公道を歩いているのに出会いました。彼らは普段となんら変わらない生活なので、万博をしているから洋服を着替えて外に出ましょう、なんてどうっていうことないのですよ。普通です。でもこういう姿がモダンなビルの合間に妙にマッチしているのです。全部完璧になったらつまらない上海になってしまいます。
下の料理は火鍋の店です。昔日本料理の類だったしゃぶしゃぶ、すっかり中国風激辛火鍋に変身していました。この店はものすごく急激に成長したらしく、サービスが半端じゃない。まず、入口に子供を預かる「キッズ・ランド」が設置されていて大人は心おきなく飲んだり食べたりできる。もし、待たされたら入口にマニュキアを施してくれる技術者がいる。肩こりのマッサージも待機している念の入れよう。店員もやりすぎじゃないかと思うほどトレーニングされていて、トイレを聞いたら、「ご案内します」とトイレまで連れていってくれ、私が用をたして出てきたら、まだ店員が待っていた。へぇ・・・・というほど、かゆい所に手が届く、ということがいわれますが、手が届きすぎて気持ち悪い。それでも笑顔を絶やさず心地よくサービスする中国を感動をもってみてきました。この店は近々日本に進出するそうです。もう負けそう。
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