大前伶子のニューヨーク

新婚さんいらっしゃい！！

昨日はコンサートだったので、今日恒例の白楽へ。母は午前中六角橋教会へ行くので、お昼帰ってくるから天ぷらうどんを作って待っていた。何となくテレビをつけたら長寿番組の「新婚さんいらっしゃい」が、な、な、なんと８０歳の男性と７９歳の女性が新婚だというふれこみで出演していた。私たち目が点になり、おうどんも美味しかったけど、この二人の話で盛り上がってしまいました。お二人と言葉がきれい、ここまで年齢が高いとともすればいやらしくなるのに、とても品よく感じられた。これはこのブログで雰囲気も書ききれないが、未亡人の母、出戻りの私、行かず後家の妹という恐ろしい我が家の構成からいって、参考になるお二人でした。その後いつものように銭湯に行きその話が出ました。みんな年金は何が得か損か、いつから貰えるかという寂しい話にはながさき、これから結婚なんてずっとご縁がなさそうな方たちばかりでした。

今年５年目になります

小原孝さんのピアノに出会ったのが今日の東北大学男声ＯＢ合唱団東京演奏会だった。あれから５回目のコンサート、小原孝さんは円熟味を感じる素晴らしい伴奏でした。伴奏でありながら華があり、１００人のコーラスを引き立てていました。今年は「道の辺の花」というタイトルで花ごころ、人ごころを歌い上げ素晴らしい演奏会でした。この合唱団は東京、仙台、いわきと３か所で練習を重ね、みなさん歌が大好きという気持ちが聴く手にも感じられる。練習とその後の一杯をこよなき楽しみとしている姿、難しい曲を練習した後の光景が浮かぶような合唱団でした。男声のテナーの方一人楽譜を持たずに舞台にあがっておられましたが、全曲暗譜だったのには感動、ずっと指揮者から目を離さない姿に「歌うのが好きなのだなぁ」と感心してしまいました。

これ何でしょう？

そう、カップヌードルです。私は正真正銘の初体験です。カップラーメンの類は食べたことがありません。我が家のキッチンの火災報知機が感度が良すぎて、料理で少しでもお酒を使うとビービービービー鳴って煩くて仕方がない。本当に火事だったら大変ですが、警報機が鳴るたびに１階の管理人室から警備会社まで通報される。特にあさりの酒蒸しなんてどれだけ注意しても鳴ります。普段アルミ・ホイルをかぶせていたのですが、ヒジキを煮ただけでも鳴りました。管理人さんがとんできたので、このアパートの人たちはどうやってキッチンを使っているのですか？と伺った。まさか全部コンビニのご飯ではあるまし、、、カップヌードルの空いたのを逆さまにして貼り付けている人もいます、とのこと。食べたことないカップヌードル初体験、エビてんぷらうどんを試してみました。はっきり言って美味しくなかった。カップが必要なだけですから。ただ、管理人さんは「お勧めできない方法なんですけどねぇ」と言われていますが、警報機が部屋の外で鳴ることを思うとこうでもしないと、毎日サンドイッチというわけにもいきません。

「そうだ、京都へ行こう」というコマーシャル

ＪＲの広告で最近この「そうだ、京都に行こう」というのが流れる。仁和寺、さくら、美しい景色はＯＫだが、その後ろのナレーター、とても気持ち悪い京都弁が・・・・たぶんこの人関西、いや京都人ではない人が話しているのですね。関東人が無理に関西弁や京都弁を使うと私は背筋がむずむずします。京都弁を上手に使える沢田研二さんにあの部分だけ入れてもらえば完璧なのに。

対照的なレイコ散歩

先日”ちい散歩”で紹介されていたおでんとタイ焼きのお店見つけました。新富町から築地に向かって自転車をとばしていたら、ちょうどお昼時人だかりに出会いここが先日テレビで紹介されたおでんやさんでした。何度も通っている道ですが今まで気がつきませんでした。自転車の後ろの籠も年代物とお見受けしました。ボン・マルシェに行こうと思っていたので、おでんとタイ焼きは買いませんでした。久しぶりに薄さんのところへ行ったらランチなのにとても素敵なアペタイザーが出てきました。春らしい材料で丁寧な作り、ランチとは思えないきれいなお皿でした。

 今日ニュースを観ていたら、日比谷線中目黒衝突事故から１０年が過ぎたと。私は毎週あの地下鉄で実家の白楽へ行くが、事故前はあの場所でいつも動

悸がして、何か起きそうな予感がしていた。あの事故で「あぁ、やっぱり」と思った。あの場所を通過するとき「ぎぎぎ・・・・」ととても無理しているなぁと感じていました。今日前原国土交通相が「このような事故が二度とおきないよう」とコメントしていたが、私の胸騒ぎも当たっていたのです。トンネルから出て中目黒のホームに入る線路が極端なカーブでした。事故後この無理なカーブは改良されたが、勤めていた時鶴見事故をまじかに見たり、呑気に本を読んで乗り過ごす気の緩みを気をつけなくては。

ネットの威力

何年にもわたって拙いブログを書き始めて、何度も挫折しかかったが、読者のみなさまの励ましで毎日というわけにはいかないが続けている。今朝日曜日の朝の礼拝に行けなかったので、６時からの夕拝に初めて行ってみた。銀座教会の朝の礼拝はたいてい座席が足りなくなるくらい一杯だが、夕拝は五分の一くらいでしょうか。それでも今日は３月初めての日曜日、聖餐式もあり、厳かでした。礼拝が終わって帰ろうとしたら、「あのぉ、大前さんじゃありませんか？」と声をかけてくださる女性がいらした。私のブログのファン？いや、我が家の近くに住んでいて、八丁堀のことを年中書くので、以前にコメントを数回書いてくださった方でした。私のブログには写真が出るから人相はばれています。それでも銀座教会でお目にかかれて嬉しかった。先日は八丁堀会の方といい、今日の方といい、こうしてネットで繋がっているのですね。ネットの威力に感動。

お雛様をしまいました・・・

私は迷信を信じる、年中行事をかなりの確率で部屋に盛り込んでいる。以前は娘が嫁に行かなかったので、雛人形を早めに出し、３月３日が過ぎるとすぐに片付けていた。昔から母が良く言っていました。お雛様は早く出して早くしまうと教えてくれたものです。だからこうするものだと信じていた。今では相当いい加減になりましたが、それでもハロウィンやクリスマス、お正月とイースターの飾り付けは欠かさないのです。ところで・・・今日、白楽からの帰り、文庫本を読んでいて、中目黒に停車したのに気が付かず渋谷まで行ってしました。周りが全部下りて「アリァ？」仕方なくまわれ右してまた下りに乗り換えて中目黒へ。１５分損したなぁ、仕方ない。渋谷から銀座線に乗り換えることもＯＫだが、文庫本の続きを読みたいので中目黒から日比谷線に乗り換えてまた今度気がついたら八丁堀を過ぎて茅場町へ。何をしてるんだ、と腹がたちましたが、そろそろ始ったか、認知症。９２歳の母の方がよっぽどしっかりしています。面白い本を読んでいると何と早いのでしょう。座るからいけないのでしょうか。ただ、立っているとたいていの男性、若者は席を譲ってくださる年になっているのです、自覚がないだけです。

日中ミリオンセラー作家 夢のトーク

梁凱恩（ロッキー・リャン）さんは台湾生まれの上海で活躍されている講演の天才。３６歳の独身だと講演中に言っておられたが、独特の人を引き付ける才能は脱帽。まるで吉本興業の売れている芸人の如く、会場を一つにまとめてしまう。会衆の人と一体になり、「ＹＥＳ」「拍手」「手を挙げる」は聴いている私たちもほぼ全員が「ＹＥＳ」と大声を発している。１０万円の講演会費が売り切れたと主催者から伺った。ロッキーさんにお会いするのは２度目ですが、覚えていてくださって、さすがに２億円の企業２万社を組織する方だなぁ、と感心した。何度も高校も卒業できなかった自分がこうして自信をもって会社を大きくしてきたと、人との出会いの大事さを教えてくださいました。中国からたくさんの企業家を連れてみえて、講演会後のパーティにお邪魔したが、みなさん生き生きしていて、中国の国力を感じた一夜でした。

FOODEX JAPAN 2010

国際食品・飲料展が幕張メッセで今年も開催された。幕張に行くには京葉線で行くが家のアパートの真下から乗れる。年に数回この駅を使うが、ここのホームで私が一番近い人だろうなぁ、なんてくだらないことを考えて微かに嬉しくなる。ただ、八丁堀から幕張まで結構遠いのです。展示品はワインをはじめハム、チーズなどの海外から輸入されるものと、日本の商品と一日見て回っても見切れない。昨年は妹を誘って行ったが、今年は一人で・・・それでも４時間余り、面白い商品を見つけた。ＮＹの会社がこれから日本に進出したいとのこと、これがGinger Aleなのですが、生生姜を１００％使い、純甘蔗糖でほのかな甘みでナチュラルな美味しさの炭酸飲料でした。生姜をろ過せずビンの中に生姜が見えている。生姜のスパイシーさが絶妙な飲み物でした。普段買うジンジャー・エールは何だったの？というくらい美味しかったです。お値段はまだ決まっていないそうですが、アメリカでは２ドル５０セントで売っているそうです。飲み物で２ドル５０セントは高いですが、風邪などひいたときはどんぴしゃりな飲み物でしょうね。

ちい散歩

先日よく築地からの帰りに立ち寄る八百屋さんでちい散歩の撮影をしていた。当日は主役の地井さんはいなくて、野菜を中心に写していたが、ロケハンだったのですね。今日築地、新富町というのが放送されていたので、たぶん”あの”八百屋さんが写るだろうと注目。案の定出てきましたが、ほんの数分、テレビってものすごく大袈裟に撮影隊がきても放映されるのはがっかりする位あっけない。ただ、毎日通過している新富町を今日の散歩で改めて”いい町”だなぁ、と感じた。この辺八丁堀もそうだけどたいていおじいさんの代から住んでいる、またお店を守っているという３代目、４代目が多いのが特徴です。そう言う人たちは街が大好き、街のイベントにも積極的に参加型。普段通る道もたまに変えてみると緑青の浮き出た古い家があり、絵をかいている人も見かける下町の良さは何とも言えない。ちい散歩で紹介されたおでんやさんにも行ってみたい。人の良さが顔中にあふれている夫婦のおでん、余りおでんが好きではない私も行ってみよう。