昨日NYの鈴木かつ子さんから国際電話があった。実は今「60歳なんて怖くない」の英語の本の作成に関わっていて、週に何回かお話する。彼女が珍しく涙声で話始めた。彼女が副社長をしているNYコーコラン・グループの新年会があり社員2,500人が集まったそうだ。昨年1年間の売り上げNO1は中国人の女性だったそうだ。その中国人のお父さんは香港の銀行を経営している?人らしい。アメリカではもうサブプライムが姦しくなっているので、銀行は相手を選ぶ、もしくはローンは借りられない。ただ、彼女は売り上げNO1で表彰されたそうだ。彼女の凱旋スピーチに彼女は情けなくなったようだ。「マネー、マネー、マネー」彼女にはマネーしかないって。それを聞いたコーコランの社員はスタンデング・オベーションで「凄い、凄い」の大嵐だったそうだ。NY市長のブルンバーグも来ていて、「ブルックリン・ブリッジだけは売らないで」と挨拶したそうだ。彼の挨拶も品がない、そりゃそうですよ、彼は世界の金持ち10本の指に入るお金持ちのユダヤ人ですから。彼の哲学も「金、金、金」の人ですから。ただ、噂によるとNY市長の給料はもらっていない?お迎えの車も断って地下鉄で出勤しているという話もありますが、これはパーフォマンスでしょう。今2期目をこなしているが、彼は法律を改正しても3期をやりたいと言われている。任期中にこんなこと言い出す政治家はろくなものではないと私は言い切るのです。ペルーの元大統領も自分の任期中に法律を換えて3期目にあっけなく捕まってしまいました。ブルンバーグさんも失政がないうちに実業家になったほうが良い様に思うのですが。かつ子さんは底力がある方、今の時代に決して負けない人です。
米国は、良くも悪くもパワーがありますね。新しい歴史も浅い国だから、そういう、エネルギーが誰にでもあり、エネルギーって人間の感動を築きます。
競って「お金」を得、地位を得る事が名誉であり・・・最近の日本人もそうです。私は、そういう力が、ないので、ついて行けません。
それにしても鈴木かつ子さんは、お偉い!本当に海外で活躍する、日本を代表する超・ご高齢の一人者です。このような方に、天皇家は藍綬褒章とか、叙勲とか・・何か表彰は、されないのでしょうか?わたしは何もして差し上げられないけど・・鈴木かつ子様は「大和なでしこ魂」のお手本です。いつまでも、お元気で、ご活躍をお祈り申し上げます。
投稿情報: YZ | 2009年2 月 2日 (月) 23:17