週刊新潮のエッセイ「あとの祭り」は渡辺淳一さんの本音が書かれていて好きなコーナーだ。私は文庫本を電車の中用、低温サウナ用、と二冊同時に読んでいる。今、渡辺淳一著「無影燈」が電車用で結構面白いが、これは多分相当彼の若い頃の作品だと思う。この中で彼得意の外科の助教授と看護婦のどろどろ人間模様を書いている。この本の時代は勿論古い言葉で助教授・・・これが準教授と看護師になると彼の小説は艶かしくも、どきどきもしなくなってしまう。私は何故こんな言い方に換えてしまったのだろう。助教授・・・この響き何となく不倫とか恋という字とマッチしますが、準教授となると小田急線の準急を連想してしまうのです。私のイメージ、空想力の欠如でしょうが、この頃変な日本語にわざわざ直してしまう傾向にあります。渡辺淳一さんがこれから準教授のお話を書いても、看護師の話を書いても何だか腑抜けてみえるのですが、私だけでしょうか。
言葉と言えば首相、そう麻生太郎さん。彼はお祖父さんが吉田茂、妹さんは三笠宮殿下に嫁ぎ、奥様は鈴木善行さんの娘さん、こんなセレブリティな家系は今の日本には居ないのでは?それ故に彼の周りにいる人も誰も進言しないのでしょうね。ある友達は「麻生さんっていい人なのよ」と言った人がいたが、首相になるにはいい人では困るのです。良い人でなくても人民を引っ張る頭と力があれば良いのです。彼の側近も「もうべらんめぇ」はいい加減にしなくてはね、とテレビカメラに向かって言っていました。今のテレビの性能が良いせいか頭の中まで見えてしまうのです。
病院・医師・看護師さんの世界は多分、違う世界、男性医師と女医さんの
世界もです。一般の社会もそうだけど・・・
麻生総理は、超お坊ちゃま、一般庶民の金銭感覚から、ほど遠いと思う。
埋蔵金なんてあるの?じゃー、じゃんじゃん使えばいいんだー!と問題点の
解決策を考えず・・簡単に2兆円の、バラマキ思っているのでは、ないかと、その
お話もどうなったのか政治は、そんなもので、ないと思います。
投稿情報: YZ | 2008年12 月10日 (水) 09:08