ここ数回ニューヨークへ行くとマンハッタンのアンティーク市場を覘くのが恒例だ。というのも一緒に行く”つくば”の彩花さんがアンティークの面白さを教えてくれて、すっかり虜になっている。本当のアンティークというのではないが(18、19世紀のは高くて買えない)小さなものでも何となく愛しい品を見つけると心豊かになる。常設の店は高すぎるので、週末に郊外から来るアンティークを目指す。家具専門だったり、アクセサリー、本、陶器、それぞれ見ているだけで楽しい。昔駐在員のころ、友達に連れて行かれたアンティークショップで凄い彫刻のコーヒーテーブルを買ってきて、その当時主人に「アンティークと古道具はちゃうでぇ」「汚らしいものを家に持ち込むな」と叱られたことがあったが、その後プロに磨いてもらったら見違えるほど素晴らしいものに変身した。今でも白楽のリビングルームで一番素晴らしい家具になっている。当時からアンティークだったが、あれから40年経ったので、もっと値打ちが出たと思う。写真のチェストはジニーが小学生の時、買ったらしく、先日ジニーのおかぁさんが私の家でこれを見つけて、「懐かしい、ジニーの小さい時を思い出す、ここにあるのは嬉しい」と言ってくれたが、私は昨年蓼科をリニューアルするときジニーがいらないから・・・捨てると言ったので、何となく愛着があり運んできたものだが、我が家に鎮座して様になっている。アンティークってこうして歴史が分かるともっと楽しくなるのです。
ニューヨークに、そのような
市場があるのですか?
そのような所に行かれるのは
羨ましいかぎりです!
アンティークって、家具でも食器でも
そっと手で撫でたくなりますよね。
みんな大切にして使った品々。
わたしは、数十年前にフランスの
パリで見つけたアンティークの
コップを持っています。
パリの何処という事も忘れましたが
普通の小さなお店で、アンティーク
商品が一杯のお店でした。
確かシスターが、今も生前のように
生きたように保存された
カソリック教会の近くです。
これは”奇跡”だそうです。
今にも生きかえるような、シスターの
ふっくらとした白いお顔、ピンク色の頬
笑みを含んだ唇
まさに、モナリザの世界です。
ガラス越しでしたが信じられない
事でした。
もう一度見たいと思いますが、その後
ご縁がなくパリには行っていません。
長女がローザンヌの学校に行って
居た頃のお話です。
ローザンヌの学校へ送り届ける時
必ずパリで1週間
ローザンヌで1週間滞在した時の
お話です。
本当は”ノミの市”でも行きたかった
のですが、パリ通でない私は、とうとう
今も、訪れることもなく過ぎました。
そんな興奮さめやまらないホテルへの
岐路にあったお店でした。
2つ並んでいたコップは、とても
可愛らしく、今思へば、とても
お高かった記憶が御座います。
日本円で2つで¥5万円・・・
これ以外はお買い物なし(笑)
数回、訪問したパリでのお買い物は
数々の面白いお買い物があります。
これは、またの機会に。
小花が何ともいえないピンク色の
素地に書かれ、何か歴史を知って
語っているようなコップです。
2つしかないコップでした。私としては
はずんで購入。大切に持ち帰り、長い
間、食器棚のコップの一番前に置き
楽しんでおりました。
ところが、数年後、お手伝いの方が
一つを割ってから、一つだけが今でも
寂しく残っております。今でも残念で
悲しいと思っています。
近代的なニューヨークのたたずまいに
アンティークなお品は、また一味も
二味も違うのでしょうね。
またお帰りになったら、お話を
お聞かせください。楽しみにして
おります。
投稿情報: YZ | 2008年7 月13日 (日) 21:50