二度目の「ラフマニノフ」を観てしまいました。ロシアが生んだ20世紀を代表する一人であるラフマニノフ、勿論映画ですから脚色も承知で彼の音楽がとてもロマンチックに感じてきた。1873年帝政ロシアの領主の家に生まれたが9歳の時家が破産。70歳の誕生日を前に癌で亡くなるまでたくさんの交響曲を作曲しているが、あの時代に70歳というのは結構長生きだったのですね。45歳のとき亡命してアメリカに移住、天才に有りがちな気難しい気性であったような描かれ方がされていたので、奥さんは大変だったのでは?彼が交響曲2番を作曲している時、彼の恋人だったアンナについて「ライラックの香りがする」と朋友で世界的な歌手シャリアピンが悲恋を見越して「彼女は不幸の匂いがする」というエピソードが残っているとのこと。シャリアピンと言ったら、帝国ホテルのシャリアピン・ステーキは彼の名前が付いていて、ラフマニノフの頃の有名人は凄い。チャイコフスキーも彼の周りにいたらしいし・・・興味は尽きない。カルフォルニアに住んでいた彼も後半ロング・アイランドに引っ越したそうだ。めったに観られないロシア映画、嵌っております。
先日お目にかかった企業家泉正人さんと彼の会社の方お二人で我が家にいらした。彼の仕事をしっかり聞く・・・と言うのが我が家でのミーティングのはずが、話は飛びまくりました。泉さんは先日NYへ始めて行って、すっかりNYファンになったとのこと。「マンマ・ミーア」ミュージカルをご覧になったそうだが、アバの音楽をご存知ない!!驚きましたが、それもそうでしょう。彼は凄い仕事をしているので、年齢が不詳のところがありますが、何と33歳でした。アバの曲を知らないと言うのも頷けます。娘より10歳もお若い方とお仕事の話が出来るのは何と嬉しいことでしょう。益々私の年齢はそれこそ不詳にしていただきたいものです。終わってから築地青空三代で楽しいお寿司の夕食。
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