先日聖路加のプール友達が、「あの時生まれた双子の孫は来週3歳になるのよ」と話していた。外孫つまり娘の子供を毎日お世話しに行っていると聞いて孫のいない私は「よくやるよなぁ、もう屈むのが辛いので孫の世話なんてとんでもない」と思っていた。その話の中で、3歳って何でも分かるし、吸収しようとものすごく興味を示し、良いも悪いも親のすること、言うことをスポンジのように吸い取るのが特徴だ。経済的なこともあるだろうが、私は少なくとも3歳位まで母親は手元において育てるのが理想だと思う。今、親殺し、子殺し、引きこもり、無職、社会問題になっている数々の問題、高度成長期に、バブルに、踊った付けがかえってきているのでは?。先日その3歳児双子ちゃんが「ママ、このみかんデコポンだね、高いからおいしいね」と言ったとか。本当にママの言うことを聞き漏らさずに覚えていて驚いちゃうのよと。私も娘を育てている時、寝ても覚めても彼女のことを中心に生活していた。学校の方針で給食がなかったので、毎日、まいにちお弁当のことが頭から離れなかった。でも、そのお陰で、何故玉川学園が給食を提供しなかったのかも分かり、今はあの時が感謝であり、貴重な体験だったと思う。私が大事にしている言葉「人の心は胃を通す」を実践していたのだと思う。今の事件を総合すると、給食やコンビにのご飯が切れやすい子供たちを形成しているのではないか。母は昔研一に毎晩夜食を作っていたことで、今の優しさが形成された、と断言できる。
「学校に行かなかった・・・」の中国語訳が出版されることになり、巻末に載せられるインタビュー記事の取材にいらしてくださった。4月20日に出版されるそうだが、中国語は読めないですが、このブログに登場させていただくのを楽しみにしています。
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