このところ病院で過ご時間が多いので、いろんなことを考える。そう、人間は生まれてきたら必ず死ぬ。これがいかに大変か、普段元気で当たり前、生きていることを意識しない。ところが毎日病院に7,8時間いると「どうして死ねないの?」と思うような私から見ると、いや私ならもうとっくに死んでいるだろうと思うような重病でも、生きようと食事をしている。命って残酷だなぁ。母は日に日に回復しつつあるように私には見えるが、なにぶんにも”高齢”ですからと先生はおっしゃるが、こうして病院通いも習慣になりつつある。来週は石垣島に出張するので、数日行かれないが、もしその時事が起きても仕方がない。ずーーと看ていることも不可能だし。これは誰にも当てはまるが一人住まいの不安は人知れず死んでいたということかなぁ。このところ人間としての尊厳を真剣に考えてしまう。どんなにいい人も、多少意地悪な人も一生を終えるのは大変なことだと日々痛感している。
一人住まいであれ、王宮に住もうと複数人で昇天することはかなり難しいですね。あの世とは、結構住みやすいって話も伺いますが、行ったきり戻ることの出来ない場所です。取りあえず、この世で人より多くの笑顔を持ちたいと思います。
(ご母堂様ファンクラブ会長より)
投稿情報: (10番@人形町) | 2007年7 月 6日 (金) 22:17
祈り
私は風になりたい
疲れたあなたの頬を、そっと撫でられるように
私は雲になりたい
沈むあなたの心を、フワッツと持ち上げられるように
私は雨になりたい
溢れるあなたの涙を、さらさらと洗い流せるように
私は土になりたい
あなたが躓いた時、優しく受け止めてあげられるように
私は太陽になりたい
あなたの心を、いつも明るく照らすことが出来るように
私は痛みになりたい
あなたの今日が、少しでも楽になるように
私は喜びになりたい
あなたの明日が、待ち遠しくなるように
お母様がお元気になられることを、心よりお祈りいたします。
七夕の夜、皆様の願いが叶いますように。
投稿情報: 永遠に天の川を渡れない彦星 | 2007年7 月 7日 (土) 22:07
やさしい詩をありがとうございました。少しずつ回復している母をみていると、人間ってすごいなぁと感じる今日この頃です。
投稿情報: | 2007年7 月 7日 (土) 22:22