このところ病院で過ご時間が多いので、いろんなことを考える。そう、人間は生まれてきたら必ず死ぬ。これがいかに大変か、普段元気で当たり前、生きていることを意識しない。ところが毎日病院に7,8時間いると「どうして死ねないの?」と思うような私から見ると、いや私ならもうとっくに死んでいるだろうと思うような重病でも、生きようと食事をしている。命って残酷だなぁ。母は日に日に回復しつつあるように私には見えるが、なにぶんにも”高齢”ですからと先生はおっしゃるが、こうして病院通いも習慣になりつつある。来週は石垣島に出張するので、数日行かれないが、もしその時事が起きても仕方がない。ずーーと看ていることも不可能だし。これは誰にも当てはまるが一人住まいの不安は人知れず死んでいたということかなぁ。このところ人間としての尊厳を真剣に考えてしまう。どんなにいい人も、多少意地悪な人も一生を終えるのは大変なことだと日々痛感している。
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