お盆の最中、電話、メールはめっきり減ってその上築地も聖路加のプールもお休みとあって静かに過ごしている。先日テレビに日野原先生が出演しておられた。田原総一郎さんの番組だったが、先生の出番は11時ごろだった。番組の始めからスタジオにいらして、前のゲストのお話を聞いておられた。丁度終戦記念日の特集、その上小泉首相の靖国論議が盛んに行われていたのを、日野原先生はじっと聞いていらした。戦後61年経ったが、世界を見るとテロや戦争、が相変わらずでちっとも無くなっていない。日本だけが平和、何かあったら他国に頼むというのでは・・・というお話だった。今の大人に何を言っても遅い。こういう教育は10歳が勝負だそうだ、この子たちが大人になるのを期待したいて。。戦後61年たってもこの有様を憂いていらしたが、今の医学部の人たちは勉強しない、て言い切っていた。先生はシュバイッア博士に感動して医者になったらしい。愛することには犠牲が伴う、ガンジーやキング牧師のようにならなくてはいけない。10歳の子供に期待してその子たちが60歳になったら分かる、って。偉い先生のいうことだともっともだと感じるのだが。確か以前講演で聞いたのだが、来年フラダンスと合唱団を引き連れてNYのカーネギー・ホール公演をすると聞いたが、あのお元気さだったら、充分に可能だと応援したくなった。
写真は911の時亡くなった消防士の鎮魂台。アメリカでは消防士という職業は大変人気がある。毎年消防士のカレンダーが作成されるほどだそうだ。大抵アイルランド人、スコットランド、イタリアなどに先祖を持つ人たちが多いと聞いている。カトリック信者が多いからか?
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