大前伶子のニューヨーク

トホホな朝ウフフの夜

週刊新潮の窓際ＯＬ斉藤由香さんが書いているこのエッセイは大好きなページだ。彼女は始めの頃はどうなるか心配だったが、この頃は安定していつも面白い。今週のこのページにステキなことが書かれていたのでご紹介しよう。彼女の伯父、精神科医でもある斉藤茂太さんの言葉。「現代人の持つ心の悩みやストレスの解消法」について由香さんが９０歳になる伯父さんに聞いたところ「ぼくは適度なストレスは体にいいと思っている。逆に「ストレス」という言葉で気分転換しちゃう。

ストレスのスはスポーツのス

ストレスのトはトラベルのト

ストレスのレはレクレーションのレ

ストレスのスはスマイルのス

斉藤茂太さんの元気な秘密は沢山の本を出版して「グズを治せば人生うまくいく」「良い人が損をしない人生術」「うつがスーッと晴れる本」「良い言葉は、いい人生をつくる」など専門用語を使わず、わかりやすい言葉で書いている、と彼女は結んでいるが、本当に素晴らしい伯父さんなのだなぁ。こう歳をとりたいしあやかりたい。

電車の中でウオッチ

いつもの土曜日、白楽の実家で一日過ごしての帰り路、東横線渋谷行きに８時半ごろ乗った。車内は比較的空いていて、私は自由が丘まで各駅で４人がけのところに座った。読みかけの「ウルトラ・ダーラー」を開いた。前に座っていた女の子（人）が夢中でお化粧をしている。目はアイシャドウでパンダのよう、ﾏｽカラーでひたすらまつげを上げている。私は本を読むふりをしながら、ちらちらと眺めていたが、余りにもひたすら化粧に余念がないので、いったいいつまでやっているのだろう、と思っていたが最後まで鏡の中に入り込んでいた。この頃電車でお化粧をしている若い女を度々見かけるが、そんな女できれいだなぁと思う女はいた為しがない。デートなのか、あんな風情で・・・あぁあ、まさか車内でお化粧してきたなんて、そんな女に男は騙されて可愛そうだな、と思ってしまう。先日はお化粧だけでなく、美顔器で顔をマッサージするのを見てしまい、ついにここまできてしまったのかとがっかりしたばかりだ。

大江戸八丁堀音頭？？？

作曲は水森英夫という氷川きよしの何とか音頭を作曲した方だそうだ。今日八丁堀３丁目の総会があり、私はこのマンションができたとき副理事をしたことがきっかけで毎年出席する羽目になっている。中央区にあってここ八丁堀はとても下町、良い人たちが沢山いて、新参者のマンションの住民にもとてもよくしてくださる。特にお祭りなんていうとみなさん張り切って子供のようなはしゃぐ。ところが今日の総会でこの「大江戸八丁堀音頭」が出来たのでみなさん覚えてください？？？とのこと。みんな大まじめに謡っていたしこれからはお祭りなどのこれを謡うのが採択された。氷川きよし調で節を付けて謡ってほしい。あえて歌ってではないところが可笑しい。

ハアー　ここは大江戸　八丁堀よ

御用、御用は　むかしの話

蛍来ぬとも　人が来る　人が来る　ホントネ

ハアー　ちょいと旦那と　掛け声飛ぶよ

無理もありゃせぬ　その流し目を

粋な江戸前　男前　男前　　ホントネ

ハアー　ぐるり三百六十度まで

ビルの街でも　ふれあう街は

笑顔千両の　根を下ろす　根を下ろす　ホントネ

ハアー　ここは大江戸　八丁堀よ

花はすずらん　灯ともし頃は

浮世離れの　夢を呼ぶ　夢を呼ぶ　ホントネ

ハアーｱ大変意味深長な詩でありました。ホントネ！しつこいようですが、氷川きよし風に節を付けて読んでください。

花、華の命は短くて・・・

１９日に頂いたバラの花は今日散った。毎日水を換え何日持つか、楽しみにしていたが９日間だった。散った花びらもきれいだった。やはり氏、育ちで花も違うのだなぁ。良いバラは散っても美しい。今日はビック・カメラでプリンターを買った。プリンターって本体は安いのにインクが高いので帳尻があうのだろうが、このような機械ものは二年持てば上出来なのか。一年の保障期間はまず壊れない。何だかんだとパソコン関係のトラブルが多いが、Ｙセンセイはこんな私を可愛そうに思し召して心よく助けてくださる。ありがたい事！

ミネストローネを食べていただいて

今日は私の学生時代の友人がランチに来てくれて、”自慢の”ミネストローネを食べていただいた。このお皿もこの料理のためにあるような雰囲気がでいてるでしょう？青味はバジルです。自我自賛ですが掛け値なしでおいしかったですよ。夜はパソコンのＹセンセイが来て下さって、またご馳走してしまった。ほとんど強制的な感じ。センセイはお変わりして下さったので、たぶんおいしかったのだと・・・もう少し残っているが私が昨日から３回も食べたのでいくら自賛していても飽きてしまった。

ミネストローネを作って・・・

先日築地でチック・ピース（ひよこ豆）を買ってきた。私はなんとなくこの黄色い豆が好きで、食べたいなぁとおもっていたが、豆は前の日から水に漬けて次の日に圧力鍋で煮る。でもその工程もなんのその、サラダに茹でた豆をそのまま入れて食べたりしていたが、今日は少しおしゃれにイタリア風ミネストローネを作った。新玉ねぎ、トマト、蚕豆、人参、セロリ、新じゃが、それから先日求めたつくばハムのベーコンを入れてゆっくり煮込んだ。このベーコンもスモークが利いていてとてもおいしい。最後にトマトジュースを入れて出来上がり、とてもおいしく、嬉しくなった。飾りにバジルをのせたが、一人で食べるのはもったいないくらいおいしかった。

セレブ婦人の絹肌を体験して・・・

  元女優の鮎川いずみさんがプロデュースしている化粧品をどう仕事に繋げるか相談に乗ってほしいと連絡があり、今日お会いした。鮎川さんとは２年ほど前に道路公団の取材を頼まれたとき知り合いその後度々お会いしてお食事を楽しんでいた。その折彼女がこの「リッチ・ラメラ」という化粧品の開発に取り掛かっているのを知って、試供品を頂いていた。自然の化粧品で海や大地の素材を配合して三陸海岸のメカブやあわびのエッキスを配合している。使っていると肌がとても生き生きして、気持ちが良い。それにしても鮎川さんが元女優だからだけでなくきれいなのはこの化粧品の成果か？もしかしてそのままでもきれいなのかも。私もしばらく使ってみょう。

演奏家と苦難

昨日聴きに行ったピアノのコンサートが頭に残っていて、今日お招き頂いたお宅でもピアニスト、歌手、バレリーナーがいらしていた。クラッシックの分野で活躍していらっしゃる方々だが、どの方も音楽で食べていくのが大変だとのこと、ここまで成長するのは並大抵のことではない割りに、報われることが少ないのが現状だ。バレリーナーの方のお父様もチラシを持ってこられて、発表会のご案内を頂戴したが、この世界も大変だそうだ。男性バレリーナーが少ないので他の教室から借りてくるらしい。歌手の方もウイーンで長年活躍されて、ウイーン少年合唱団のボイス・トレーナーをされているとのことだが、そこまで活躍できるのは稀有だし、お人柄も素晴らしい方だった。いずれにしても音楽で食べていくのは至難の業だと再認識した。

PIANO de TRIO

３台のピアノはどう置くのか、東京文化会館小ホールで行われたコンサートは興味があった。シュタインエウイン２台、ベーゼンドルファ１台が共演、聞き応えがあった。客席も満員で島　健さん、小原孝さん、佐山雅弘さんの総力を挙げての演奏とてもよかった。これだけ力がある演奏者の共演は小ホールではなく大ホールでも満員になっただろう。小原さんの華麗な弾き方、佐山さんの楽しそうな弾きかた、島さんの誠実な弾きかた、どの方もすばらしかった。

帰りに上野の近くでとてもおいしい中華料理を見つけて、演奏会の余韻を楽しんだが、今まで上野というと余り食事をしたいという気がしないのだが、今日見つけた店は手軽な中華でお料理にも工夫がされていてよかった。

かにしゃぶ築地にて

今日は築地の「青空」さんで生のカニしゃぶを楽しんだ。築地の名士？カニ博士が厳選してくれたカニしゃぶは身が花のように開いてきれい、おいしい、と至福の時をすごした。土田早苗さんと私の妹、博士との４人で食事だったが、共通の話はＮＹだ。妹も２年間ＮＹに語学留学していて、その折土田さんとの付き合いがあり、久しぶりのゆっくりした楽しいひと時だった。蟹も生だそうで、冬だけでなく今も旬らしい。ここ「青空」さんはすし屋だが、このようなお料理も申し分なくすばらしい。目立たないお店だが、元々築地の場内で魚の卸をしているので、ネタがいいのでお鮨もものすごくおいしい。有名な店だと２時間も並ぶのが普通だがここは・・・余り人に知られたくないので、ここまで！