私の友人坪田裕子グルソンさんのご主人が昨年暮れに亡くなられ、今日「しのぶ会」が丸の内の銀行倶楽部で行われた。グルソンさんは旧富士銀行の弁護士であり、また役員を30年務めあげて現役で亡くなられNYとミュンヘン、東京と3箇所で惜しむ方が集まった。私は仕事ではなく奥様の裕子さんと15年以上のお付き合い、彼女は国連にも16年の勤務経験があり、その上6人の男の子を育て上げたスーパー・ウーマンだ。悪性脳腫瘍で亡くなられたので、彼女はファンドを立ち上げ、この病気の研究をする若い医師を育てるべく研究費を援助する仕事を生きがいにしていかれるとの決心を伺い、何らかのお手伝いが出来ればと考えています。まだ、未亡人になられて3ヶ月、一番寂しい時だと彼女は言っていたが、彼女は6人のうち2人の息子がドイツの会社から派遣されて、今は日本駐在という恵まれた環境、これからは息子のところを拠点に温泉でも行ってのんびりしらた・・・と薦めた。及ばずながらお付き合いしますと言って別れたが、NYが生活の場だし私も度々行くので、どちらに住むかはあわてずに決めたらいいわね、とお話した。それにしても銀行の方はお堅い方が多く挨拶も杓子定規に感じたのは私だけだったのだろうか?
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