大前伶子のニューヨーク

出版記念パーティー

ミッキーとその仲間と土田さんたちが出版記念パーティをしてくださるとのこと、今日は打ち合わせに銀座へ。まず場所は２箇所を選んだが決定までにはもう一日かかりそうだ。ピアノがあって雰囲気が良くって交通便利で料理がおいしい、その上安いところなんて、そう簡単にはいかないだろうが、喧々諤々結局みんなで”鳥ぎん”で飲んで食事をして決まらないままお開きになった。ミッキーとその仲間は気心が知れていて楽しい。ミッキーとは私が経営していた「日和」からのお客だったが、店を閉めてからも良い友達、また仕事の仲間として付き合ってくれて感謝している。みんな良い人たちだ。

モーツアルト

今年はモーツアルト年だとか、先日山野楽器に行った時、モーツアルトのコーナーが目立ち、私も足を止めて見ていたら、モーツアルト選曲１０１というのを手に取ってしまった。持っている曲があるにもかかわらずこのＣＤを買ってしまった。昨日大前のＢＢＴの番組で彼が言うには「モーツアルトは右脳を刺激する」との解説をしていた。ベートーベンは左脳を刺激するので疲れるとのこと。モーツアルトは癒し系で彼の音は音楽が見えると言っていた。３５歳で亡くなったモーツアルトは５００曲もの作品を作っていたらしが、天才はどうして生まれるのだろう。私が死んだらモーツアルトのクラリネット協奏曲をと思っていたが、この頃は小原孝さんのボレロがいいなぁとお願いしたいが、お葬式にボレロはないよ、と言われそうだ。

ＮＹで暮らすということは？

日本は豊かで何でも手に入るが、やりがいや生きがいが見出せない時が間々ある。ＮＹで暮らしていると、とにかく人々が元気、はつらつとしているのに驚くが多民族が入り混じっているので、考えも多伎にわたり社会に沢山の選択技がある。こんなことが仕事になるのか？と感心させられることが多い。住む人の４割が外国人、隣のひととの違和感もすんなり受け入れないと生活できないし、気にしてはいられない。どうしてあんなにホームレスに親切なのだろうと思うことも、世界の紛争に政府をあげて突っ込んで行く姿に反映しているのではないか？若いときはＮＹで暮らすのは自分を高められると思うが、この年齢になると日本が心地良いのは悲しいことだ。それだけエネルギーが無くなったのを自覚してしまう。年に一度か二度訪ねて元気をもらうのがベターだと勝手に思ってしまう。

ＮＹを想って・・・

この写真はカーネギー・ホールの小ホールです。ここで小原孝のコンサートが出来たら・・・なんて夢を見ながら偵察に行ってきた。当日は若干２３歳の小菅優さんがリサイタルを開催していて丁度ＮＹを旅行していたので拝聴させていただいた。若いのにとてもしっかりしていてすごい人だとは思ったが、舞台のエレガントさには多少欠けているようにみえた。ここでの小原孝コンサートをぜひ、ぜひ実現できるように皆様の応援をお願いします。

ＮＹの写真特集

先日行ったＮＹの景色を・・・・ 左はカーネギー・ホール前で。右はハドソン川を渡るフェリーの上から遥かかなたに自由の女神が見える。昔はこのフェリーは有料だったが、今は無料でスタテン・島まで往復できる。外は寒かった。撮影は聖心さん。

学校に行かなかった・・・の取材

今日は「学校に行かなかった研一」のインタビューがあった。住友生命保険の小冊子に見開きででるそうで、約１時間の質問だ。月刊ＢＯＳＳの時は大前研一という経済学者？に焦点を当てていたが、今日は奥様方に”受ける”よう多伎にわたって話せて面白かった。インタビューのほとんどを「小原孝賛歌」でインタビュアにも興味を持ってもらった、と自負している。部屋には小原さんのＣＤをかけていやがおうにもムードをかき立てたのではないかと思う。出来上がりが楽しみだ。

弾き語りフォユーのランキング

今日はＮＨＫＦＭの弾き語りフォユー２００５年クラッシックランキングで小原さんのレパートリーのなかで私が一番好きな「ボレロ」だったのに無粋な人が丁度その時に電話をしてきて聴きそびれてしまった。本当に聴きたかったのに・・仕方ない明日朝５時に今目覚ましをセットした。ただ、小原さんの「ボレロ」はラジオよりコンサートで生を聴くとどんなに無理をしても会場にきてよかったと思うので、もしかしたら明日もそう思うかもしれない。それに寝ぼけて聴いたらもうしわけないし、その内カセットでも操作出来るようにならなくてはいけないな。

名簿整理

年賀状の住所変更やアドレス帳の書き換えは先週中に終わる予定だったが、何となく後回しにし今日やっと目処がついた。案外年賀状の戻りが多く住所録の書き直し、パソコン入力とこれが思いのほか大変だった。ただ、これをしっかりやっておくことを整理魔の私にとってモットーにしている。それでも年末になるとこの年の新しい名刺を入力して新たな知り合いの輪が出来て感謝、感謝の日々だ。今日は娘が仕事ではなくお休みを利用して帰国している。久しぶりに家で魚を焼いてシジミの赤だしで夕食を楽しんだ。彼女は時差でもう寝てしまった。まだ９時なのに。

原田泰治の世界

諏訪出身の原田泰治さんが日本橋三越で展覧会を開催している。原田さんとは１５，６年前ＮＹで開催された展覧会のオープンニングに招かれて出来るだけ派手にしてきてほしい、とのリクエストに持っていたボタン色の振袖を着て行ったときの事を思い出した。これも数年前に諏訪湖の花火を原田泰治さんと見た時、「大前さんのあの振袖は忘れようにも忘れられないきれいな色でしたねぇ」と覚えていてくださって「宇野千代さんもびっくりだった」と感想を１０年以上もたって述べられて恥ずかしかったが、ＮＹだから５０振袖でもいいか、と着ていった懐かしい思い出がある。今日の原田さんの絵はクロアチアを訪ねて絵の題材が何とも素晴らしく、リトグラフでもほしいなぁと思いながら帰ってきた。開催中もう一度みたい。原田さんの絵は原画を売らないことで有名で、全部朝日新聞がコントロールしているとか、ただ、私はＮＹの「東京レストラン」に原田泰治さん直筆の絵を見ているが、温かい、何ともいえない素晴らしい絵で彼の人柄が溢れている。

昨日の続きと今日の出来事

昨日行った広重美術館、この展示を見ると東京の何処からも富士山がみえたのだなぁ、と思う。今でも”富士見町”なぁんて名前はその頃の名残だと聞いたが、それにしても昔はこの辺は宿場町で賑わっただろうたたずまいが残っていて風情のある通りだった。桜えびが名物とか、どこの店も桜海老の看板があって食べたかったが、時間が半端で雰囲気だけだったが、この次の楽しみに・・・とっておこう。今日は旅の記事を書いている方を紹介されたが、やはり旅ジャーナリストは今の旅行のあり方に疑問を持っていることをひしひしと感じた。マスコミは食べる番組ばかりで、何処かゆがめられていることを感じる。