この2人の変なアメリカ人!凄いの一言。よく日本人より日本的な外国人と言いますが、まさにその言葉がぴったり。桐でできているお琴は左側の方、竹で出来ている尺八は右側の方、カートさんとブルースさんです。いきなり日本の楽器を奏でたのではなく箏の方はピアノ、尺八の方はフルートなどの管楽器を勉強していた方のようです。勿論音楽の素養があったとはいえ、ここまで崇高に演奏する方はびっくりです。東日本大震災を慰問して幾度もいらしている。特に福島には思い入れが多いとのこと。早春の白川郷を散策している時ヒントを得たという「カタクリの花」や最後に演奏された宮城道雄さん作曲の「春の海」は感動しました。宮城道雄さんの亡くなり方が印象的だったので、こんなにも素晴らしい作曲をされていたのだといまさらながら興奮しました。宮城道雄さんは私が中学2年??生だったころでしたか・・・まだ、鉄道の車両が小豆色の列車、自動ドアーではない時、全盲の宮城道雄さんは列車から転落死してしまったのです。同じ日に(何故良く覚えているか)当時銀座教会の三井勇牧師が亡くなり、母たち姉妹があわただしく喪服を着て家を出たのを覚えています。同じ日でした。こんなこと妙に覚えているものです。「春の海」の名曲は永遠です。何と素晴らしい・・・こんな曲を聴ける日本って素敵です。それもアメリカ人の演奏家で。
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