いつもの日曜日、午前中銀座教会で礼拝を守り、午後から探し物の本を眼鏡をかけて根気よく見て歩きました。話題本の中に大前の本が並んでいました。電車で読む本の最右翼は三浦綾子と宮本輝さんのが好きです。三浦綾子さんはもう亡くなった方なので、新しいものは出てきませんが、それでもまだ読んでいないのがたくさんあります。ただ、その本がまだ存在しているかが本やさんの品ぞろえにかかっています。話題本の中に「拉致と決断」蓮池薫さんのが含まれていたので、読んでみたくて買ってきました。監視下の生活や洗脳教育、飢餓と配給、衝撃の帰国などが帯に記されていて、読む前からドキドキしてしまいます。父の兄も蓮池さんたちよりずっと昔に対馬から福岡へ船で出航して帰らぬ人になりました。今思うと(勿論その時からそんな話があったような)北に連れて行かれたのでは?と心の端には思わぬこともあったやに聞いていますが、対馬と朝鮮半島は切っても切れない間ですから。読む前から涙が出そうな気がします。
写真のコスモス、私が一番好きな花ですが、今日銀座通りを歩いていたら、ミキモトの玄関に咲いていました。まるで長野県かどこかの丘に咲いているような気分でみてきました。帰りにホテル・西洋銀座の前で高校生の吹奏楽の演奏を聴くことが出来ました。日曜日の銀座は盛りだくさんのイベントがあり、その間にテレビのインタビューがあちこちで行われています。私も良くひっかかりますが、過激なコメントだとみえて「きついですねぇ、これはオンエアできないなぁ」と言われたことがありました。きついコメントはカットされます。普通の答えや体制に影響ないものしかテレビで放映されません。そのことが判ってから、私はインタビューには応じる気がしません。
帰ってからお風呂屋さんで体をほぐす。いつもサウナで会う方は3時開業と同時に入浴したとのこと、私が6時半ごろもう3時間ほど入っていて、追加料金を取られそう!!と冗談を言っていましたが、ここのサウナと水風呂は本当にリラックスできます。スポーツクラブなどより気を使わなくていいから好きです。
そういえば、今日の礼拝のお話しは東京にあるミッション・スクールの聖学院の先生のお話で驚いたことがありました。昔、私が卒業した捜真女学校の先生の条件はクリスチャンでなくてはなれないと規定されていました。ところが今では有名なミッション・スクールでもクリスチャンの先生は10%以下になったそうです。それだけ布教が大変ということでしょうか、クリスチャンでないとなれないという条件だとその後の大学もいい大学に入れる教育が出来ないということでしょうか。横浜の女学校もフエリス、捜真、双葉、成美学園、共立などキリスト教の学校が目白押しですが、教育者に条件が付いたら先生不足になるのでしょうね。隔世の感ありです。
最近のコメント