私は時間が取れれば必ずお風呂屋さんに行きます。八丁堀のお隣の町と言っても湊町2ブロックのところにある銭湯ですが、ここでの紀行は凄く面白い。勿論年寄が圧倒的に多いが、それでもすらりとした妙齢な女性もたまにはきますよ。ただ、年寄が多い土地柄その生態は如実に表れます。今日も私より小さい背丈の人が量りに乗って65キロあるのですって。そりゃ太り過ぎですよ、と言いたいところですが、25キロほどオーバーです。その人は出てきたら、「あぁ、疲れた」とドスンと座り込んで自分に扇風機を向けて「疲れた、疲れた」と。私の観察ですが、年をとったらたいていお腹の部分に肉が付きます。どんなに痩せていてもお腹は出ています。たまに凄くスマートに年をとっている人も20人に1人かなぁ、そういう人は神経質でサウナに入っていてもストイックに汗をながしています。無駄口をききません。聞いたら太った人の肉が移ると恐れているのではないかと邪推してしまいます。扱いにくいおばさんになっています。前にすごく痩せた人を見たことがありますが、その恐ろしいほど痩せた人は拒食症で死んだそうだ。それと60歳過ぎた人で体にメスを入れていない人も少ないのでは?勿論私のように癌の手術痕がある人もいますが、帝王切開でお腹に傷が出来た人、胃がんを切った人、それぞれ体が無傷なんて人そういるもんじゃありません。サウナに入っても嫌われる人、黙々と汗の流れを注視している人、水を飲んでいないと自慢する人いろいろです。水を飲んでいない人は最近知ったのですが、水は飲まなくても大丈夫だと思っていたらしい。風聞ですが、長嶋茂雄さんも水ナシでサウナに入っていて倒れたと聞きました。汗が出ると体の血液が濃くなると聞きました。私はペット・ボトルを冷凍にして12分90度のサウナに入り、水風呂に3分間を繰り返します。終わってからの気持ちが実にすっきりして嵌っております。家に帰ってから顔パックをしながらブログを書いたり・・・そういう日は幸せです。
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