ここシープ・メドウーはセントラルパークのウエスト側に開けた公園で、たくさんの人たちが日向ぼっこをしています。ランチ・ボックスとシーツを持って青空を見ながら寝転んでいると最高に気持ちいい。セントラルパークはマンハッタン島の16分の一を占めている、マンハッタンはオランダ人がインデァンから24ドルで買ったと言われている。1625年の事だ。1968年に初めてNYへ行ったときはまだまだ怖い街でした。勿論1ドルは360円、持ち出しも200ドル限度でした。持って行く金額をパスポートに記入させられました。
ところが・・・世の中どうなるかわかりません。360円を経験した私はアメリカに行くとめちゃくちゃ「ケチ」になります。1ドルが惜しくて、惜しくて。79円になった今も1ドルは1ドルなのです。今日本円だと79円です。100円玉にもなりません。泊まっていた裕子さんのマンションのドアーマンに10ドルあげたら裕子さんに「あげ過ぎ!」と怒られました。彼女はチップをたくさんあげると甘えるからダメですと。ただ、2ドルなんて150円、日本円は100円も500円もコインだから軽くみえます。あちらでは100ドルも1ドルも同じサイズですから。360円から79円まで値打ちが下がったドルですが、私にとっては1ドルは200円かそれ以上の値打ちがあります。アメリカで100ドルってすごい大金です、日本の1万円よりずっと値打ちがあります。そのほかの通貨は生活していないので、おもちゃのお金のように感じますが、ドルは未だに360円が私の頭に刷り込まれています。貧乏性のせいか。成田で5万円をドルに替えたら600ドル以上になっていて、旅行者にとっては有り難い状態ですが、この時代についていくのは大変です。アメリカで稼いでいても以前のようなレートではないので、旅行者は日本で使いたくないでしょうね。
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