この写真はわざと横に載せましたが、人が立っては通れない細いトンネルです。私の前にアメリカ人の太った女性がこのトンネルを通ろうと入っていきましたが、はぁはぁ言いながら戻ってきて、私は後ずさりさせられました。「are you hard?」と聞いたら「no,difficult」とすごすごとリタイアしてしまいました。私は何とか通過しましたが、それにしてもすごい穴で作戦を練っていたのが体験でき改めて戦争はしてはならないと祈りました。それにしても今のアメリカ人は無用に太っているのでこの地で戦争なんてとてもとても無理です。
この穴は本当に人が入れるのか?と思うほどの小さなものですが、この板の上に枯葉を置きベトコンが隠れていて前線で戦った場所です。ベトナム人は割合細身の人が多いが、それにしても小さな穴でした。上の写真はクチトンネルといい、あのベトナム戦争の跡地を垣間見ることが出来る場所です。ホーチミン市から70キロのところにあります。私たちは案内人をお願いして行ってきました。ベトナムはまだ車はマニアル車で、その上バイクの洪水、思うように走れない場所までとても自力では行かれません。ガイドさんの案内で2時間余り、この場所が戦地だったのだと感慨をもって見学いたしました。ここもたくさんの白人の人が来ていて、アメリカ人に限らず外国人の見学者が多いのは大変いいことだと思いました。いかに戦争が惨いことか目にできる場所ですから。
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