1月6日朝ゴールド・コーストを出発するジェット・スター航空のビジネス・クラスに乗り込みました。2、3、2の配列の座席の私は前から3番目の進行方向左の通路側に座りました。その一人置いて座った人が「あれぇ?見たことある人だなぁ」と思ったらなんと明石さんまさんではありませんか。その隣の2人掛けの窓側にはコロッケさん、私の一つ置いた左側に何とか石井さん、私はお笑い系はまったく観ないので知りませんが”さんま”さんはあの声で良くわかりました。彼が挨拶して下さったので「さんまさん、お宅はサンクチュアリーですよね」とお話したら、「そうです・・・よく御存じですね」と。毎年いらっしゃるので、スーパーマーケットで何度かお見かけしましたよ、と世間話をしました。彼は腰の低いあっけらかんとした気のいい感じの人でした。あの特徴のある声でスッチーをからかったり・・・気軽るに飲み物を頼んだり、台本を読んでいたり、文庫本を読んだりしていました。そうそう、あの特徴がある歯は寝てる時も健在でした。到着した時も軽く挨拶して、とても感じよい、明るい方でした。ゴルフ焼けでしょうか、真っ黒に日焼けしていました。コロッケさんは案外大きい方でした。やはり明るい人の良さそうな感じがしました。芸能界で生き残るにはやはり周りの人たちに気を使っているのだなぁ、以前コンチに乗って居た新垣結衣と言う女優は「笑ったら損」みたいに愛想のない女で感じ悪かったが、今回の人たちは勿論仕事で行ったのではなく休暇だというのが明らかなので、英気を養ってきたのでしょう。
この写真はゴールド・コースト1予約が取れないと言われているフェリーニのFIG(いちじく)の料理です。イチジクをベーコンで巻いてクリームとチーズを溶かしているソースです。これは凄く美味しかったですが、研一がオーダーしたTボーンステーキは焼き過ぎだったようで、あの店にしては珍しく「炭みたいで不味かった」と感想。このレストランは窓の外がハーバーになっていて、とてもロマンチックなイタリアンレストランです。キャンセル待ちが出るほどの人気店ですが、私達はいつも家で食事を作っていたので、子供連れの慌ただしさは、レストラン向きではありません。1歳4か月の子供連れで行くところではないと再確認した次第。
さて、長かったゴールド・コースト滞在も終わりジェット・スターに乗りこむ前の写真です。94歳の母連れを心配しましたが、病気もせず、たいていの行動は一緒に出来ました。空港の行も帰りも車いすをお願いしていたので、彼女はすっかりこのサービのとりこに。こんなに楽だったらもう一度行けそうね、と。今まで何度勧めても「車いすだけは嫌よ」と強気でしたが、空港の乗りこむゲートまで、また帰りのターンテーブルまでは通常の人間でも”遠いいなぁ”と感じます。ましてやゴールド・コースト空港はまだ機内に乗り込むのに階段を上がり降りしなくてはならない。母をリフトに乗せて機内に入る時を撮りました。親切な係員が手荷物から通関まで面倒をみてくださるので、私達もラッキーな気持ちでした。こんなおばぁさんを連れて悪いことしないだろう?という事でしょうか、通関も簡単でした。すっかり味をしめた母は「NYまで行けるかしら」なんて悪乗りしていましたが、ゴールド・コーストを去るとき「もう、この家からの景色は見納めね」と研一に言って「もうこれが最後と10年前から言ってるよ、これが最後詐欺だよ」と冗談を言っていました。母にとっては孫にあたる大前の長男は「おばぁちゃま今年の元気を見ていると、来年も来られるよ」と言ってくれたと涙ぐんで喜んでいました。
ゴールド・コースト最後の日の朝、研一が昨日ジェット・スキーで迷ったので、地図を片手に確認するから行こうと朝早く4人がボートに乗って遊覧。彼はこういうことをしているときは凄くご機嫌です。サンクチュアリー・コーポと言う島に立ち寄って朝ごはんを食べました。
この写真はフェリーニで熱心にメニューを選んでいるところですが、選んだTボーンが美味しくなかったと言う前の写真です。
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