バスのフロントにラックがあり2台乗せられます。あの高速で走るバスでもし自転車が落ちたら大事故になるのではと心配してしまいました。がノー天気なマイアミの人たちは楽しそうに暮らしています。もし、なんて言葉は彼らにはナイも等しいです。
何処までも青い空、フロリダ州マイアミビーチです。彩花さんよりフライトの都合で一日早くマイアミに着いていた私は一人ビーチへ行ってみました。こんなとこ一人で来るところではありません。ブッテックをのぞいても年中夏のこの街はこれから冬になるNYや東京と違って買う洋服もありません。どの店もアッパッパー、透けすけのドレスばかり。この街はスペイン語だらけです。まだ車を借りていないので、ホテルのおじさんに「マイアミビーチまでどう行けばいいの?」と聞いたら、自分の友達が車で送ってあげるよ、と。少し心配していましたがやがてアベックが乗った車が来て、25ドルでビーチまで。一日80ドルで街中観光してあげると言ってくれたが、その隣に座っていた女の子が変な咳をしていたので、一日付き合ってもらって風邪でも移されたら大変と思いビーチで降ろしてもらいました。25ドルと約束していましたが5ドルチップで30ドル。一人マイアミビーチを散歩しました。気楽な街です。帰りは空港までどうやって帰ろうか、写真上のホテルで宿泊者みたいな顔して聞いたら、このホテルの前からバスが出ているとのこと。何と普通のバスでした。3ドル25セントの市バスです。空港行と書いてあるので間違いなく空港までは行くと信じて乗りました。私は小銭がなくて・・・でも乗ってしまったので、バスの運転手は後でいい・・・・早く危ないから座れって。何と次に乗ってきた若者はバスの前に自転車を積んでいるではないですか。また少し走ったところで自転車をもう一台バスの前に取り付けて乗ってきました。この国は自転車に優しい国だと感じました。NYでも地下鉄に自転車を折りたたみもせず堂々と乗っけている人を何人も見ます。私はびっくりして写真を撮らせてもらいました。無事空港に着いて相変わらず乗車賃をどうやって細かくするか思案していたら、何と運転手が「あなたはお金はいらない」と。もしかして可哀そうなホームレスと思ったのかも。空港にいれば泊まっているホテルのバスが迎えにきてくれるし。案外何でも出来るのだなぁ。夜11時すぎに彩花さんが到着するので、迎えにまた空港に行きました。私はこの2日間ですっかりマイアミ空港通になってしまいました。
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