BSニュースを観ていたら、富山県の夏の終わりを告げる「風の盆」が20万人の人出だったと告げていた。今から10年ほど前に富山の薬屋さんに招待されて、この「風の盆」に行きました。おわら盆ともいわれ、哀愁を帯びた胡弓に似た楽器で一晩中踊り明かすのです。高橋治の「風の盆」という小説を読んで、すごく行きたくなりました。今では亡くなられた電通の女性友達と二人、羽田から富山に初めて行ったのを思い出します。彼女も普段外国ばかり行くので、富山がどのくらいの距離かもわからず飛行機に乗り飛び立って一息ついたらもう下降し始めたではありませんか。立山を一跨ぎしたら富山空港に到着しました。このお祭りはその高橋治さんの小説のお蔭でとても人気があるお祭りです。すげ傘をかぶっているので、若いかと思うとその踊りのしなやかさにだまされてはいけません。すごいおばぁさんも踊っています。まぁ、盆踊りみたいですが、そのすげ傘のお蔭で年齢はわかりません。小説にはまり込んでいたので凄く感動したものです。
さて、今日はいつものように白楽へ。何と私たちが軽井沢へ行っている間に我が家から5件目ほどになるでしょうか。また、一軒家が焼けたのです。白楽は火事のメッカです。母たちが軽井沢から帰ったら、何と数件から「近火お見舞い」の電話があり、1か月ほど前のマーケットの火事のことかと思って「ずいぶん悠長なひとだなぁ」と思ったそうです。知らないうちに近所が燃えてしまっていました。実家の人たちがいたらさぞ煙たかっただろうと思うほど近くでした。母が行っている六角橋教会の牧師さんまで心配して電話があったらしい。知らぬは呑気なおばぁさん二人だけでした。
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