軽井沢に滞在すると、ご飯の支度や母の面倒を見る用事はあるが、家に帰るとまず郵便物の溜まり方、その処理、マンションからの通達など、片付くことがないほど雑事がある。しかも金曜日からNPOのお手伝いで福岡へ。羽田空港で一転俄かに真っ暗になり雷、ゲリラ豪雨に会い、出発が2時間遅れ、やっと機内に入って動き出したとホッとしたのもつかの間、滑走路から飛び立つ体制まで1時間以上缶づめになっていた。それ故夕方5時には着くように計画を立てていたが、何と福岡着が9時になってしまった。ANNに乗ったが、勿論JALも同じ条件だったので空港は大混乱。ただ、誰がみてもこの天候で飛んでくれとはいいませんから、みんな携帯電話にかじりついて、計画の変更を連絡?している様子。私も福岡でお会いしたい方にはとても夕飯に間に合わないからとお断りし、長期戦で羽田から凄い雨を眺めていました。
土曜日の朝福岡西日本新聞社前、大丸のコンコースで小児癌撲滅キャンペーンが行われました。アメリカの少女が小児癌でこのレモネード募金を始めたとか。やはり小児癌を克服された女の子が暑い中募金活動を一生懸命がんばっていました。小児癌はまだまだ理解されていない分野だとのこと。築地のがんセンターの先生が一生懸命啓蒙運動をされているので、福岡の知人にお願いしてご協力を仰いできました。
昨日は「八丁堀会の夏の特別パーティー」が東京駅前の明治生命館で行われるので、間に合うように福岡発3時15分ANAに乗りました。6時からの会でしたが、30分ほど遅れてしまいましたが、盛大な会になっていました。この会はいつも自然体で、異業種交流をするのですが、年に2回ほどこうして盛大なパーティーをしています。参加者は200人ほどでしたか。余りの大人数で把握できませんでした。ここまで人を集める才能は幹事さんの人柄でしょう。
ところで、全日空に乗って不思議な光景に出逢いました。アメリカの航空会社では決して見ないアテンダント3人のうち2人が八重歯だったこと。もう一人は歯に口紅がついている、その歯で大口を開けてにこやかにしているので、気持ち悪い、違和感アリアリ。機内で林真理子さんの「美か、さむなくば死を」というエッセイ集を読んでいて、ちょうど「歯」の部分のところでした。「女にとって歯が如何に美醜を左右するか気が付いた。普通のOLが払えない額ではない、それなのにものすごい乱杭歯の女の子をみると「この子は何をもって、このままほっとくのか」と思ってしまう」と林真理子さんは書いている。日本にいると八重歯は「可愛いい」というトーンもあるが、アメリカではどんなに貧乏でも女の子の歯だけは親の責任だと、厳しく親が叱責される。そんな文章を読みながら客商売であるフライト・アテンダントの彼女たち私の周りにいた3人の歯と歯に付いた口紅、同僚が「口紅が付いているわよ」と言ってあげないのか、それとも人のことは無関心なのか、客商売のフライト・アテンダント、福岡便なんてお茶だけしか出ないのだから、もう少し考えて仕事をしてほしいと思いました。八重歯の人は会社の人事の問題ですから、とやかく言えませんが。たぶんアメリカの航空会社は入社できないでしょう。
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