東京オペラ・シティコンサートホールにこれだけ人が
入った演奏会はめったにない。私たちは(彩花さん)東京フォーラムの展覧会を観て、その後新宿に移動し、いつもこのコンサートの時恒例になっている新宿高島屋の「今半のすきやき」を食べてから行ったら、何を勘違いしていたか、もう開場していて、1階は一席も空いていなかった。2階、もう満員、我々はぁはぁ言いながら3階のエプロン席、小原孝の指の見える席を確保。それにしても気圧が違うほど高いところから拝聴しました。あいかわらず小原孝の華麗な演奏は見ごたえがありました、じゃなく聴きごたえありましたです。2005年の「命の水」から7回目、小原孝を見出した!!演奏会を聴き続けていますが、どんどん難しい曲に挑戦している。これは演奏する立場は「私達は勉強し続けています」というメッセージではありますが、あくまで私心ですが、余りに難し過ぎると、ましてやドイツ語なんかで歌われると、なみあみだぶつ、なみあみだぶつ・・・としか聞こえません。勿論ハーモニーはきれいなのですが、これが眠りを誘います。第二部の曲はこの合唱団らしい心地よさでした。それにしてもこの合唱団はオペラ・シティを満員にする凄い合唱団です。レベルの高さは評判なので、中々チケットが取れないらしい。小原孝ファンは一人も見ませんでした。彼の演奏会ではたいていの人は声を掛けられるのですが、ここは知らない人、それも年配の人であふれていました。自分の年も忘れて凄い軍団ねぇ、なんて彩花さんとささやきあい、グレー、黒、茶で埋め尽くされていました。3階から観てそう思ったのですが、自分たちのことはさて置きです。
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