何十年ぶりの対馬、しょうちゃんがあっけなく亡くなったという知らせに私が大前の名代で出席した。寒い、寒い時期底冷えがする日だったが、盛大な葬儀でした。大前商店は父の母親、つまり私たちのおばぁさんの頃から、今でいうコンビニのような商売をしていたので、付き合いが多い。250人ほど、その後も家に焼香に来る人がひきも切らない。久しぶりの対馬弁、すつかり移ってしまいました。羽田発福岡便はボーイング777-300大型でしたが、(500人乗り)100人くらいしか乗って居なかったが、30分ほど遅れて福岡へ到着。ここで対馬行に乗り換えが20分しかなかったので、もう乗り継ぎできないとあきらめていたが、何と同じ便に乗り合わせた対馬行の人が6人もいたらしい。全部ドアーのところへ集められて、ゲートからずーーーと端の対馬行に猛ダッシュ。何と対馬行の便は130人乗りで満員でした。私達が乗り込むと即ドアーが閉まりましたが、なんと対馬まで25分、文庫本4ぺージ読んだらもう着陸態勢。昔父と船で8時間船酔いに悩まされていたことが嘘のよう。心臓が悪かったしょうちゃんは本当に悪くなって2,3日で亡くなったそうだが、やはり離島、福岡までやっとのことで着いて間もなくあの世に行ってしまったそうですが、今日の帰りも対馬からの便に救急車が2台横付されていました。離島はどうしても病気に態勢がまだ整っていないようで福岡まで行くという。
上の写真はしょうちゃんの位牌の前で入れ替わり立ち代わり家人が作るお料理に対応していました。東京では考えられない近所の人たちの応援。どの会場も全部料理は作ってふるまっていた。今では仕出し屋さんに頼むことが多い世の中ここまで家で作るのは大変ですが、心がこもっていて、かんどうしてしまいました。クエ鍋をしているところです。この写真のクエ鍋はみそ仕立てでしたが、もう一つのは醤油仕立てで、どちらも美味しかったです。
真ん中のの写真はしょうちゃんが心を入れて可愛がっていたクエのいけすです。10年ほど育てて出荷するそうですが、1本10万円ほどするらしい。お相撲さんが大好きなお鍋になります。父の故郷、感慨深いものがありました。大好きだった魚釣り、生きていたらこの場所に立って何を思っただろうと涙ぐんでしまいました。故郷がある人は羨ましかぁ。
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