週刊新潮のエッセイ、作曲家の青島広志さんが最近連載を始めて、彼らしい軽快な文章ブルーランド漂流記に書いてありました。あくまでも彼の意見ですよ。芸術家同士で結婚すると、特に外国に留学している時知り合った日本人同士の結婚は離婚率が高いそうです。これは日本語恋しさに結ばれるわけだが、帰国すればもっと日本語が通じ、もっと良い相手がいることが分かり離婚する。結婚式に参列した主賓が挨拶で「今は奥さんが有名だけどいつかご主人も陽の目を見るから我慢してね」とあいさつするそうだ。音楽家は女性の方が早くデビューするものだから。あるオペラ団体では「結婚お祝い金を贈る、ただし初婚のみ」と規約に書いてあるほどだそうです。周りにちやほやされてそれでも売れない芸術家、音楽家を我慢して相手を思いやる女性がいるでしょうか。我こそはと競争の最先端に立たなくてはいられない売れっ子なら尚更大変なのは火を見るより明らかです。
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