芸能人だから、とか有名だからというのではない。マスコミに対するコメントとして「アメリカで出直したい」と言ったとか。どうして、どうして、そんなにアメリカで出直すことは生易しいことではない。だいたい、薬をやっていたことは認めたとして、殺人は争う姿勢だとのこと。アメリカのイミグレーションはそんなに甘くはありません。ビザ切れで数日滞在を伸ばした人を知っていますが、この方は帰国して15年たっても入国の度に、別室に呼ばれます。私もグリーン・カードを持っていながら、8年、10年と日本の生活が長引き、その間毎年アメリカに入国するたびに「あなたは日本の生活が長いのでもうグリーン・カードを手放せ」と詰め寄られた。その別室の雰囲気は思い出すのもいやな雰囲気でした。薬、銃、不法入国、その他犯罪に関わる人たちと同じ部屋でじっと待っていなくてはいけない。押尾学という人は幼少のころからアメリカに住んでいたらしいが、それだからと言ってアメリカが受け入れてくれるとは思えない。先日パリス・ヒルトンを日本に入国させなかったように、犯罪に関わった人を両国とも安易に受け入れるという印象を与えるのはどうでしょうか。彼もアメリカで出直したい、なんて言わない方がいい。以前、私の古い知り合いがグリーン・カードの手続きに日本に帰って、何が彼女にあったのかわからないが、アメリカへ再入国出来なかった。その間犬を預かっていた人は途方にくれていましたが、噂では犯罪歴か麻薬の嫌疑がかけられたのではと言われていました。アメリカはある意味広いキャパシティーがありますが、情報の一本化が進んでいますので、入国、出国、その人のデーターも一発で見破られてしまいます。交通違反も悪質だとデーターに載ります。アメリカで出直すなんて至難の業だと思います。
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