暑い、今日1週間ぶりにNYから帰国した娘が、「ママ、まるでお風呂に入っているようね」と顎をだしていました、先週も帰ってきていたが、まだ先週のほうがマシだった、と言っておりました。お盆も終わったのでもう涼しくなっているかと期待していたらしい。NYは8月も15日を過ぎるとすっかり朝晩涼しくなるので。彼女と銀座で食事をしてデザートは”とらや”の氷あずきを食べようと珍しく甘味処へ。娘はアメリカ何十年の顔だけ日本人、「へぇーーー、氷が1200円!!!アメリカ人が聞いたらあきれるよ」と言いながらそれでも抹茶も本物、あずきもおいしい、銀座の真ん中、しかたないか、場所代よなんて言いながら食べておりました。私たちの斜め前に年のころ20代後半のアメリカ人が二人男同志で入ってきました、そうです、とらやに。何を頼むか興味津々で眺めていました。一人はアイス・コーヒーと和菓子、(この和菓子を一口で食べてしまいました)もう一人の男性は何と1500円の”くずきり”と抹茶アイス。娘は「よく知ってるよね、私なんてくずきりなんてしゃぶしゃぶを食べた後おまけで付いてくるのしか食べたことない」 その若者は器用に箸を割って箸の先をちょいちょいとこそぎ、器用に黒蜜にちょいとつけて食べていました。あんなにお腹に足りなものを総額4000円以上だと思いますが、外人が食べていることに驚きました。彼らは概してケチだからおやつにここまで払うとは?まっすぐマックに駆け込むのではないかなんて私たち外野は笑っていました。が、案外通な外人さんかもしれません。
何故こんなに可笑しかったか、また驚いたか、というのはアメリカ人は小豆がダメという先入観があります。娘の会社の飛行機に乗るときいつもお世話になっているので彼女の同僚やグランド・オペレーターに差し入れをするのですが、彼女はいつも「あんこはだめよ」といい、またアメリカ人はあんこものを食べないという通説がありました。今日あの男の子が練りきりのおまんじゅうを一口で食べたのにはあっけにとられました。もしかしてあんこはダイエットに効くなんて本が出ているのかも・・・・しれません。
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